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2016/11/6 18:00

IWGP王者 オカダ・カズチカが最先端のエコカー試乗に緊張! 印象は「不思議な感覚」「音が静か過ぎて……」

GetNavi web×新日本プロレス コラボ連載
Kazuchika Okada VS TOYOTA MIRAI

IWGPヘビー級チャンピオン、オカダ・カズチカ選手の趣味のための車を探す「GetNavi web×新日本プロレス」の特別企画。「世界で最も自然に優しいクルマに乗ってみたい」というリクエストを受け、オカダ選手に新時代を担う燃料電池自動車「トヨタ MIRAI」を体験してもらいます。第一印象をうかがった前編に続き、今回は、実際に運転してもらった印象とともに、オカダ選手自身の未来について語っていただきました!

 

PROFILE

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オカダ・カズチカ

愛知県安城市出身、1987年11月8日生まれ。新日本プロレス所属。身長191cm、体重107kg。「レインメーカー」の異名を持つ第65代IWGPヘビー級チャンピオン。華麗なるドロップキックを得意とし、フィニッシュホールドとしてレインメーカーを持つ。趣味はルアーフィッシングで、クルマ好きとしても知られている。

オカダ選手のTwitterはコチラ

 

車体の大きさに緊張しながら試乗に出発!

20161106-s3 (4)――今回は、最先端技術を満載したトヨタ MIRAIの試乗編です。水素をエネルギー源とする燃料電池自動車として世界に先駆けて市販された未来のクルマの印象は?

 

オカダ ガソリンエンジンとモーターを組み合わせたハイブリッドとは違って、水素と酸素を化学反応させて電気を生み出すということは分りました。要するに自家発電システムというか、小さな発電所を搭載した電動自動車ってことですよね?

 

――その通りです。水素と酸素を化学反応させることで電気を作り、その電気を使って走り続けるのがFCVと呼ばれる燃料電池自動車の仕組みです。排気ガスが全く出ないゼロエミッションですから自然に優しいということになります。

 

オカダ 水素と酸素で電気が作れるのが不思議です。電子レンジの仕組みが分らなくても使っているのと同じで、燃料電池自動車を日常的に使う時代が来るかも知れませんね。

 

オカダ 運転席に座って見ると思ったよりもボディの大きさは気になりませんね。約5mの全長と1800㎜を越える車幅だと聞いたときは緊張しましたが……(笑)。

 

――オカダ選手の愛車、フェラーリ488に比べれば13㎝以上も車幅は狭いんですよ。

 

オカダ えっ、そうなんですか? じゃあ、大丈夫です(笑)。

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――では、早速ドライブに出発しましょう!

 

オカダ セルモーターを回さない感覚って、何だか頼りないですね。本当にエンジンが掛かっているか不安なんですけど……。

 

――エンジンはありません(笑)。

 

オカダ あっ、そうか(笑)。モーターで駆動するんですよね。その感覚に慣れるまでは、ちょっと時間が掛かりそうです。コックピットの印象は、通常のクルマと大きく変わることがないので安心したような、物足りないような不思議な気持ちになりますね。次世代エネルギーのシステムを搭載しているなら、もっと操作方法を未来的に変えて欲しかったというのが本音です。

 

――あまり未来的な操作方法にしてしまうと、普通のクルマから乗り換える時に問題が出てしまうため、大きな冒険ができなかったのではないでしょうか?

 

オカダ ハンドルがコントローラーだったりしたら、困りますからね(笑)。次のモデルチェンジでは期待したいところです。

 

発進がスムーズで静粛性はバツグン

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――走ってみた印象はいかがでしょう?

 

オカダ 普通のガソリンエンジンとは違ってなめらかに走りますね。トルクが盛り上がるのではなく一直線に加速して行くのが不思議な感覚で、特にスタートダッシュが気持ちいいです。加速途中ではもう少しパンチが欲しいような気もしますが、クルマの性格を考えれば十分なのかもしれません。モーターで駆動しているのでエンジンの振動や排気音がないのは新鮮ですし、この静粛性はどんな高級車でも敵わないですね。静かな分だけ「キュイーン」というモーター音が聞こえてきますが、気になるレベルではないと思います。

 

――今回は都内の一般道路での試乗でしたが、気になった部分はありましたか?

 

オカダ やや混雑した都市部の道でも、実力は十分に感じることができたと思います。ストップ&ゴーが多い道では、驚くほどスムーズな発進ができるので、運転が上手になった気分になりますね。ステアリングも意外とクイックで、決して小さくないボディながら上手く操ることができました。少し柔らかめのサスペンションの味付けは高級セダン並み。静粛性の高さを考えると、長距離の移動では実力を発揮しそうですね。ただ、クルマが静か過ぎるので、細い道を走っていると、前を歩く歩行者にまったく気付いてもらえない。これには困りました(笑)。

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「未来は自分たちで作るもの」と宣言するクルマ

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――トヨタMIRAIというクルマはどうでしたか?

 

オカダ 今回MIRAIに乗って”未来”はそこまで来ているということを実感しました。電話がコードレスになり、携帯電話、スマホと進化したように、クルマも確実に進化している。テレビや新聞では化石燃料が枯渇する……と話題になっていますが、新しい時代のエネルギーとして水素が実用化されていることには驚きました。このMIRAIのようにエポックメイキングな燃料電池自動車を市販化してしまうチャレンジ精神こそが、未来を支えていくのかもしれません。未来は勝手にやって来るのではなく、自分たちで作っていくもの……。MIRAIは、未来に対してそう高らかに宣言する‟トヨタの宣戦布告”ではないでしょうか。

 

――オカダ選手は、趣味のクルマとしてMIRAIをチョイスすることはありそうですか?

 

オカダ 趣味のルアーフィッシングに行くときは、環境を汚さないトヨタMIRAIは素晴らしい選択になると思います。ただ、セダンスタイルは趣味のクルマには向いていませんからね。MIRAIの技術がフィードバックされたSUVやステーションワゴンが発売されたら真っ先に飛びつくかもしれません。家庭用の電源も使えるということなので、家電製品を満載してキャンプに行ってみるというのも悪くないかもしれないです(笑)。水素ステーションのインフラ整備と、手ごろな車両価格さえ実現できれば、自然に優しい燃料電池自動車が主流になることは間違いないと思います。

 

将来は日本のすべての「市」を回ってみたい

――では、最後に、オカダ選手ご自身の未来について教えてください!

 

オカダ うーん、実は未来のことは、あんまり考えないんですよね……。考えるとしたら、やっぱりプロレスのことでしょうか。もっとたくさんの人にプロレスを届けたいです。希望としては、日本のすべての「市」を回ってみたいですね。都道府県単位だと、どうしても見られない人が出てきてしまうので。日本に限らず、世界もそう。いまはアジアを中心に選手が試合をする機会が多いですが、こうした活動をもっと広げていって、プロレスを盛り上げていければいいと思っています。

 

以前のインタビューでは、「単純にプロレスが好きなんです」と語っていたオカダ選手。やはり、「未来」といえば、まっさきに「プロレスの未来」を思い浮かべてしまうのでしょう。そんなオカダ選手がどんな試合をするのか、興味を持った方は、ぜひチェックしてみてください!

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さて、次回からはオカダ選手が所属するユニット、CHAOS(ケイオス)の後藤洋央紀選手&YOSHI-HASHI選手が、初めてのサバイバルゲームに挑戦! お楽しみに!

 

<SPECIFICATION>

TOYOTA MIRAI(トヨタ・ミライ)

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全長×全幅×全高:4890×1815×1535㎜ ホイールベース:2780㎜ 最低地上高:130㎜ 室内長×室内幅×室内高:2040×1465×1185㎜ 車両総重量:2070kg 最高速度:175km/h 燃料種類:圧縮水素 タンク内容積:122.4L モーター:交流同期電動機 最高出力:155ps 最大トルク:34.2kgm 駆動方式:FF 乗車定員:4名 一充填走行距離:約650km 車両本体価格:723万6000円

 

【大会情報】

WRESTLE KINGDOM 11
[レッスル キングダム 11]
2017/01/04(水)@東京ドーム
プロレス界最大のビッグイベント、通称「イッテンヨン」こと東京ドーム大会が開催決定! 年に一度の闘い詣に日本中からファンが集結する。

※最新情報は新日本プロレス オフィシャルサイト

 

撮影/和田清志