乗り物
2016/11/24 17:00

ヤマハ歴代モデルや幻の“和製スーパーカー”が駆ける! 色あせない姿はファン必見【動画】

 

秋風が心地良い11月5日、静岡県にあるヤマハ袋井テストコースで、往年の名車たちが一同に介する「ヤマハ歴史車両デモ走行会取材会」が8年振りに開催された。歴代モデルのデモランや幻のスーパーカーの登場など、ファンには一生ものの思い出になったであろう本イベントを、動画とともに振り返っていきたい。

 

歴代の名車にバイクフリークも大興奮!

会場では“赤とんぼ”のニックネームを持つ初代モデル「YA-1」や世界GPで活躍した「YZR500」など、希少な歴代モデル約60台が年代順に並べられ、バイクファンたちは興味津々。会場を埋め尽くした来場者は3000人を越え、時が経つのを忘れて歴史的モデルに見入っていた。

 

モーターサイクルだけでなく、会場にはヤマハのテクノロジーが注ぎ込まれた「トヨタ2000GT」や「レクサスLFA」の姿も。あまり知られていないかもしれないが、日本を代表する名車として名高い「トヨタ2000GT」に搭載されている直列6気筒DOHCエンジンは、ヤマハとトヨタの共同開発によるものだ。

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↑トヨタ2000GTのエンジン

 

さらには、1980年代のバブル経済に合わせて和製スーパーカーとして市販化を目指していた「OX99-11」の試作モデルも登場。世界に現存する希少な3台が一同に介することは非常に珍しく、ファンたちも固唾を飲んで見守っていた。F1用の3.5リッターの排気量を持つヤマハ製のV型12気筒DOHC60バルブエンジンを搭載したこの「OX99-11」は、当時、1億円で市販されるとの噂も。しかし、バブル経済の崩壊とともに市販化が見送られ、まさに“幻の和製スーパーカー”となったのである。

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↑OX99-11のエンジン

 

時を越えて咆哮する名車たち

デモランが開始されると会場のボルテージは急上昇。コース脇に隙間無く陣取ったファンたちは、大声援を送りながら、歴代の名車たちの当時を彷彿とさせる走りを堪能していた。なかでも、ヤマハの初代モデルとなる「YA-1」は、クラシカルなスタイルと2ストロークの単気筒エンジンの音色を響かせ、懐かしさとともにモーターサイクルの歴史を感じさせる走りを披露してくれた。

 

また、市販車だけでなく、TECH21のカラーリングでレース界を席捲した「FZR750 OW74」や、1986年にE・ローソンが世界チャンピオンを獲得し、日本選手権では平忠彦選手が500ccクラス3連覇を達成した最高峰のGPマシン「YZR500 0W81」も登場。当時を思い起こさせる鋭い走りに大きな拍手が送られていた。

 

前述の幻のスーパーカー「OX99-11」もデモランに登場。3台の試作車が並んで走る貴重な姿は、ヤマハのイベントならではの贅沢さだ。F1エンジン特有の甲高いエキゾーストノートのハーモニーは至福の音色となり、イベント終了後もファンたちは会場で熱いヤマハ談義に花を咲かせていた。

モーターサイクルはもちろん、4輪車の世界でも高い技術力を発揮するヤマハ。その凄さを再確認させられた貴重なイベントであった。

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