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2019/9/25 19:00

究極の睡眠トラッカー!! 面倒な手間を省いたAIコーチが「睡眠負債」を減らす

世界規模のクラウドファンディングでは、日本の生活ではまったく想像できないようなデバイスに驚かされることがしばしばあります。しかし、その逆に「海外でもみんな同じ悩みを抱えているんだな」と思わされるプロダクトもたくさん作られていますね。

 

その1つが「睡眠改善」を目的としたプロダクトです。これまでに筆者がGetNavi webで紹介した睡眠改善グッズの多くは、睡眠の深さや長さをトラッキングしてくれるものですが、そんな睡眠モニタリング・プロダクトの1つの究極系といえるプロダクトが最近、Kickstarterでキャンペーンを成功させました。それが「Respio Sleep Coach」です。

Respioは睡眠中の呼吸の変化、身体の動き、イビキ、心拍数をモニタリングするほか、周囲環境の明るさ、湿度、気温もトラッキングして記録してくれる端末。このようなデータから就寝時間、実際に眠りに入った時間、睡眠の長さ、睡眠の効率の良さを計算して分析するRespioは、イビキの長さや時間帯も記録し、睡眠時無呼吸症候群の症状があるかどうかも知らせてくれます。

 

ここまでは従来の睡眠トラッカーとほぼ同じ機能です。しかし、Respioが一番の特徴としているのは、ベッド自体に装着し、腹部・胸部に近い位置でモニタリングするセンサーの精密さ。その精度は90%以上と、睡眠モニターデバイスのなかでもずば抜けて高いそうです。また、就寝や起床の際に何の操作も必要としない点も見逃せない特徴で、アプリを開く必要すらありません。

 

ベッドに巻きつける形で装着するセンサーはとても薄いため、ユーザーの身体への違和感はほぼないとのこと。センサーをコンセントに差し込めば、Respioは自動でユーザーがベッドで寝ているかどうかを検知して、データを収集・分析してくれるんです。

カップルで1つのベッドをシェアしている場合もセンサーが自動でユーザーを識別するとのこと。不安な場合はアプリで「就寝」ボタンを押すこともできますが、しなくても大丈夫みたいです。

 

睡眠をモニタリングするデバイスの多くはウェアラブルですが、これが気になって眠れないというユーザーも多いでしょう(私もいくつか睡眠用のウェアラブルを試しましたが、腕に何かを付けて眠るのが嫌で止めてしまいました)。アプリと連動して録音・モニタリングする形式のデバイスも毎晩アプリを開いて録音開始という手間が面倒になってしまうんですよね。その点、Respioの場合は一度ベッドに装着すれば、後はいつも通りに寝るだけ。モニタリングしていることすら忘れられるでしょう。

 

マシンラーニングに基づいたアルゴリズムによって睡眠データを分析し、睡眠の質を採点してくれます。これが低いと「睡眠負債」が生じているということなんですね。

 

Respioは、睡眠負債がたまっているユーザーそれぞれに対して最適な湿度や時間帯、環境の明るさを提案します。また、従来の睡眠改善プロダクトのように、起床アラームの時間を最適化したり、呼吸法のガイダンスもアプリで提供したりするそう。専用アプリでは自分が何時間ほどの睡眠負債を蓄積しているかも見ることができます。

Respioの発送は今年10月の予定。睡眠にこだわる支援者たちの期待に応えることができるのか、要注目です。

 

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