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2019/11/19 19:00

映画界の大物も気に入る? 実用性に優れた「荷物搬送用ドローン」の登場に世界がワクワク

現在、多くのスタートアップや大企業が人を乗せて飛行する「空飛ぶタクシー」事業に乗り出しています。この分野で一際注目を集めている企業のひとつが、ドイツを拠点とするVolocopter。18個のローターを搭載した同社の有人ドローンは2016年に初の有人テスト飛行に成功しており、今年10月にはシンガポールでアジアの都市で初となる電気式エアタクシーの有人飛行をテストしました。

 

そんなVolocopterが先日発表した荷物搬送用ドローンの「VoloDrone」(上の写真)が、欧米で話題になっています。

 

多くの潜在顧客から届くリクエストに応える形で作られたこのドローンは、Volocopter同様に18個のローターを備えており、最大200キロの荷物を運ぶことが可能。飛行距離も最大40kmとなっており、工事現場で荷物や部品を移動したり、緊急時に供給品を輸送したりすることができます。目的に合わせてパーツを拡張することで、例えば農場での農薬散布や種子散布といった作業にも応用することができるんですね。

↑10月下旬にシンガポールでテスト飛行したVolocopter

 

技術的な問題だけでなく、法律や規制といった面でも多くの課題が残されている空飛ぶタクシーと違って、荷物搬送用ドローンは比較的すぐに様々な目的に応用できると考えられます。

 

VoloDroneの動画にはたくさんのコメントが付けられており、「人の輸送にフォーカスするよりもいい」「これなら、実際に購入できる人たちにマーケティングできるだろうね」と、その実用性を称賛する声が見られます。また、VoloDroneを発表する内容のツイートに対しては「これにIMAX(大画面映像)カメラを装着してほしい。映画監督のクリストファー・ノーランはきっと気に入るだろう」といったコメントも。

VoloDroneが一般販売される時期は未定のようですが、こういった局所的なドローンの利用は今後も拡大していくことが確実。VoloDroneの今後の展開に期待です。ひょっとしたら映画撮影の現場でも使われるようになるかもしれませんね。

 

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