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2020/1/22 18:30

シンプルイズベスト! 古い家電をIoT化する「指先ロボット」がクラファンで大人気

Amazon EchoやGoogle Home、Siriといった音声アシスタントが普及するにつれ、北米ではスマートホーム関連のプロダクトが次から次へと発表されます。それと同時に、新発売の家電製品は音声操作やアプリ操作ができないもののほうが珍しくなってきました。やっぱりIoTは今後の家電製品のスタンダードになるんですね。とはいえ、冷蔵庫やエアコンなど、長く使う家電はそうそう買い換えたりしません。Wi-FiやBluetoothに対応していない古い家電を時代に合わせるにはどうすればいいのでしょうか?

 

そんな問題をシンプルに解決してくれるのが「Fingerbot」。古い家電をスマートホームの一部にしてくれるこのデバイスは、Kickstarterで1200万円以上の資金を集めることに成功しています。

↑指先サイズの「Fingerbot」

 

Fingerbotはボタンを押すために開発された超小型のロボット。専用アプリやスマートスピーカーを使って、壁についている電気のスイッチやコーヒーメーカーの電源ボタン、スマートフォンなどのタッチスクリーンを人間の代わりに押してくれるのが主な機能です。ワイヤレス操作ももちろん可能。

 

世の中には様々なボタンがあります。ただ押すボタンから摘まんで使うトグルスイッチ、タッチするものなど形状はいろいろ。Fingerbotは幅広いボタンに対応するため、それぞれのボタンに適したロボットアームを用意し、それらを組み合わせて使うというモジュール設計になっています。このアームはカスタマイズして3Dプリントで作ることもできるそう。

↑スイッチを押すFingerbot

 

また、IFTTTにも対応しているので、一つひとつのボタンの単純な操作だけでなく、「仕事場のコンピューターがオフになったら自宅のFingerbotが自動的に暖房のスイッチを入れてくれる」といった複雑な自動化も設定できます。

 

価格は、5種類のアームがセットになったパックとFingerbot(1つ)がセットになって約4300円(日本への配送は別途2100円)。なお、3Mのテープやマジックテープを使った取り付けも簡単にできるので、使った形跡を残したくないという方は覚えておくといいかもしれません。

↑吸着するアームを着けたFingerbot

 

いま使っている家電を買い替えることなく、シンプルかつ安価な方法でIoT化することができるFingerbot。素晴らしいアイデアだと言わなければいけませんね。