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2020/2/3 18:30

クラファン発「世界最先端のスマートドアベル」がホームセキュリティを手軽に変える!

カメラを通じて訪問客が誰か確認でき、不在時にも不審な人物をモニタリング。世の中が物騒になると、そんなスマートセキュリティが欲しくなりますよね。しかしコストや手間がかかるため、導入にためらってしまう方も少なくないでしょう。

 

しかし海外では、1万円弱の価格で、取り付けに1分もかからないスマートがドアベルが作られていました。それが「WUUK」。Indiegogoで大人気を博しており、本稿執筆時で7200人を超える予約購入者から8900万円近くもの資金を集めているんです。開発者は「世界最先端のスマートドアベル」と主張していますが、一体どんな製品なのでしょうか?

↑手軽に取り付けることができるWUUK

 

ドアベルとしての基本性能から見ていきましょう。WUUKは2方向のビデオ対話が可能です。ドアを開けずに相手の顔を見ながら会話ができるのはもちろんのこと、自分の顔を相手に見せないこともできます。ドアの外に誰がいるのかもアプリで確認できるので、自宅内のどこにいても確認できるうえ、不在時でも訪問してきた友人や家族、配達人とアプリを通して会話もできてしまうんです。応答メッセージもあらかじめ設定しておいて、例えば「荷物は玄関先に置いてください」といった言葉をアプリ経由で自動再生することもできるんですね。

 

WUUKはナイトビジョンという機能も備えているため、夜間もモニタリングや撮影をすることができます。ビデオ内に映った動きも検知し、自動で通知してくれるそう。玄関先で怪しい動きがあれば、自宅にいても不在にしていてもユーザーへすぐに通知が届く仕組みです。

↑ナイトビジョン機能があるため、夜間でも撮影やモニタリングができる

 

また、ビデオに映った人物の顔をAIが自動で顔認識することもポイント。頻繁にドアベルを使う訪問者を認識し、随時ユーザーに通知してくれるということで、かなり未来感があります。

 

気になるのは、その設置方法。手軽さが売りのWUUKは、意外なことにテープ方式です。取付方法はテープの保護ペーパーを剥がして、設置したい場所に押し付けるだけ。「これだと簡単に窃盗されるのでは?」と心配になりますが、WUUKは知らない人が勝手に取り外そうとしたり、破壊しようとしたりすると、大音量のサイレンが鳴り響くんです。つまり、モニタリングと警告音でデバイスの窃盗を防止しているんですね。

↑AIが自動で顔を認識する

 

カメラのアスペクト比も、ユーザーが被写体の全身を確認できるように1:1の正方形となっています。162度の超広角HDRカメラ(1536×1536)も使って、死角を極限までなくしているとのこと。気温は50度から-20度まで対応。もちろん防水(IP65)デザインなので、幅広い天候に対応可能。

 

このような機能のなかで筆者が特に感心したのは、ユーザーの声を変換して相手に届けるボイスチェンジャー機能。例えば、不審な人物が訪問してきたときに声を変えることで、この女性が一人暮らしをしているのかどうかなのか分かりにくくなります。

 

現在、WUUKは新年セールを行っており、SDカード付きのセットが約9800円から予約購入可能(発送料別途)。一般販売時には約1万4000円の希望小売価格を予定しているそうですが、それでもほかの同類製品よりも比較的に安いでしょう。

 

WUUKは自宅のWi-Fiを通してスマホと通信します。セットでついてくるチャイムアダプタをコンセントに差し込み、そこにSDカードをいれる形式なので、保存している動画はカメラではなく屋内で保管されるのが特徴。これにより、玄関先でドアベルや荷物を盗まれるようなことがあっても、証拠を警察に提出することができます。また、ドアベルが押されると、このチャイム・アダプタが音を鳴らしてくれるので、スマホが手元になくても問題ありません。さらに、このチャイムはWi-Fiブースターにもなっていて、玄関先までしっかりWi-Fiを確保することができます。

キャンペーンページでは、ドアベル商品を何か月もリサーチしたという消費者が「屋内のSDカードに動画を保存するドアベルはWUUKしかない」と述べており「4台購入した」とコメント。また、クラウド保存サービス料を課金してくるプロダクトが多く出回っているなかで、WUUKがデータを無料で保存できることも褒めています。

 

通信は自宅のWi-Fi、動画の保存は自宅内のSDカード、設置は強力テープ。これによって安価でありながら、月々の手数料もいらない高性能なドアベル・カメラが実現しました。最新の情報によると、2月には1000から2000個の配送が行われ、3月から残りの配送を終わらせていくとのこと。中国にある生産工場の様子や箱詰めされた製品の画像も掲載されており、発送も問題なさそうです。ユーザーたちの感想が楽しみですね。