雑貨・日用品
2019/2/28 11:00

使って確かめた! 香りが気になる人にオススメしたい“無香料/微香性”の「洗濯洗剤&柔軟剤」

<石けん洗剤>

洗濯用石けんは、部分洗い用の固形タイプのほかに、粉末タイプと液体タイプがあります。石けんは合成洗剤と比べて環境にやさしく、肌の刺激にもなりにくい点がメリットですが、溶け残りや石けんカス(※)の発生、洗濯層の定期的なお手入れが必要(石けんカスがカビや汚れの原因になるため)、石けんで洗った衣類を長期間置いておくと黄ばみやニオイが発生する、といったデメリットもあり、初心者には扱いが難しい面もあります。ですので、初めて洗濯用石けんを使う場合は、溶け残りにくい液体タイプから使ってみることをオススメします。

※石けんカスとは、石けんの成分が水道水のミネラル分と結合して発生するもの。特に水道水の硬度が高いと発生しやすくなります
↑洗濯用石けんは液体タイプと粉末タイプがあります

 

05.水にサッと溶ける微香性の液体せっけん

※画像は限定パッケージ

サラヤ
アラウ.洗たく用せっけん
本体:1200ml、詰替:1000ml、詰替大:2000ml

実売価格:(公式通販)本体864円/詰替540円/詰替大1080円

植物生まれの無添加せっけんを主成分にした液体洗剤。水にサッと溶け、すばやくすすぐことができます。排水後は微生物によってすばやく分解され、環境に負荷をかけません。ほのかに香る天然ハーブ「ラベンダー&スペアミント」を配合。合成界面活性剤・蛍光剤・漂白剤・合成香料・着色料・保存料 無添加。弱アルカリ性。

【コスパをチェック】6kg(※ドラム式・洗濯物量)に対して50ml使用/1本あたり24回洗濯可能=1回約36円

 

【実際に洗ってみました】

「粉末タイプの石けん洗剤よりも水に溶けやすく、気になる溶け残りはほとんどありません。香りは爽やかなラベンダー&ミントで、洗い上がりまでほのかに香りますが、乾いたあとはアロマの香りはほとんど消え、石けん特有のやわらかいニオイが残ります洗い上がりはふんわりとやわらかく仕上がるので、肌が弱い方にもオススメ。石けんタイプの洗剤で洗った衣類は長期間置いておくと黄ばみが発生するので、衣替え前の洗濯に使わないように注意しましょう。また、洗ったあとは2回以上しっかりすすぐ必要があります。最後のすすぎのときにクエン酸を少量入れるとニオイや黄ばみを抑えてくれますよ」(一條)

 

ほかにもこんな石けんタイプが

ミヨシ石鹸
無添加 お肌のための洗濯用液体せっけん
本体:1200ml、詰替:1000ml

実売価格:本体794円/詰替450円

スキンケア発想の液体せっけん洗剤。香料・着色料・防腐剤等いっさい無添加。溶け残りがなくふんわり洗い上げます。(カリ石けん素材)

 

シャボン玉石けん
シャボン玉スノール
本体:1000ml、詰替:800ml

実売価格:(公式通販)本体1004円/詰替702円 ※一般価格

固形・粉せっけんの主成分で、これまで液体に配合するのが難しかった脂肪酸ナトリウムを配合。従来品比で洗浄力が20%アップしています。香料・着色料・蛍光増白剤など無添加。

 

香りが気になる人以外でも十分使える

今回試した「無香料」「微香性」の洗剤・柔軟剤は、いずれも衣類が乾いてしまえばほぼ香りが残らなかったので、洗濯時や干すときにほのかな香りを楽しみたければ「微香性」タイプを、徹底的に香りをシャットアウトしたければ「無香料」タイプを選ぶようにするとよいでしょう。洗浄力は、一般的な合成洗剤と同じように使えるものからおだやかなものまで製品によって差があるので、洗うものに応じて適したものを選んでみて下さい。

・無香料タイプの洗剤・柔軟剤は「香りを徹底的にシャットアウトしたい人」向け

・微香性タイプは「洗うときや干すときだけほのかな香りを楽しみたい人」にオススメ

 

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