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2020/12/11 10:45

焦がしたタレすらスルンとすべる! フライパン「evercook Pro」は「シルクのような」使い心地だった

フライパンのコーティング性能が低いために、食材がはりついてはがれなくなり、タレも焦げ付いて洗うのにひと苦労……なんて経験はありませんか? 調理するたび、こびりつきや焦げ付きにイライラするくらいなら、ちょっと良いフライパンを使ってみるのもひとつの手。とはいえ、鋳鉄の本格的なフライパンを長年育てる気力もないんだよなぁ……と考えている人にオススメしたいアイテムが、今回紹介するドウシシャの「evercook Pro」です。

 

「evercook」シリーズ最上位モデルをチェック

ドウシシャの「evercook」シリーズは、独自の構造で“ツルすべ”がずっと続くのが特徴。なかでも、今回ご紹介する「evercook Pro」は、優れた保温性や平面性といった性能に加えて、美しいデザインを備えたシリーズ最上位モデルです。同シリーズには、フライパン26cm(メーカー希望小売価格・税込1万3200円)、フライパン22cm(同1万1000円)、ディープパン20cm(同1万1000円)、エッグパン(同9350円)の4つの商品がラインナップ。

↑今回はフライパンの22cmと26cmを用意しました。サイズ・深さとも標準的です

 

↑ハンドルの根本部分に「evercook」のロゴがあしらわれています

 

まず印象的なのが鏡面仕上げの有磁性ステンレスで覆われた外側の部分。高い耐食性だけでなく、直火でもIHでも保温性に優れ、弱火や余熱でもじっくりと調理できます。

↑外側はステンレス仕上げ

 

↑手に持つと、少しズッシリとした手ごたえを感じます

 

もうひとつの特徴が、アルミニウムのすき間にフッ素樹脂が入り込む独自の「アンカー構造」。フッ素樹脂コーティングにはダイヤモンド粒子が入っており、硬度も耐久性も抜群。200万回の耐摩耗性試験、200時間の耐食性試験をクリアしています。

↑圧倒的な耐久性で、フッ素のコーティングが長持ちします

 

↑各商品には、「evercook Pro」の性能を活かしたレシピブックが付属します

 

熱回りが早いから、肉野菜炒めがベチャッとならずスピーディに火が通る

ここからは実際に調理してみて、その使用感をレポートしていきます。まずはフライパンの基本性能の確認から。肉や野菜をうまく加熱できるのか? ということで、「牛肉と野菜炒め」を作ります。

↑さまざまな料理をして、性能をチェックします

 

まずはフライパンに油をひいて加熱したところ、油のすべりが秀逸で、よくなじみます。「evercook Pro」の公式サイトには「シルクのようななめらかさ」という表現がありますが、まさにその通りの使い心地です。

↑表面はとてもなめらかで、油のなじみが違います

 

続いて肉と野菜を投入して炒めてみたところ、通常のステンレスパンと違って熱回りが早い!  野菜からの水分が素早く蒸発してベチャッとならず、肉にもスピーディに火が通ります。

↑熱効率もかなり優秀。肉や野菜の水分がよく蒸発していきます

 

もちろんコーティング性能は抜群で、鍋肌に食材がくっつかないから、フライパンをあおるのもカンタン。なおかつ取り回しやすい重さで扱いやすいです。味付けをして、皿に盛り付ければでき上がり。全体的に素材がふっくらとジューシーで、うまみたっぷりの仕上がりになりました。

↑フライパンをあおるのも、力を入れずにできます

 

↑通常のフライパンよりも短時間で完成。素材の味が凝縮されています

 

↑次の料理のために洗いましたが、ここでもシルクのなめらかさを実感。汚れが落ちやすくて、お手入れも楽々です

 

トンテキはやわらかく仕上がり、タレの焦げ付きもゼロ

次に、焦げ付きやすい料理を作ってみます。フライパンを洗う時に苦労する料理といえば、肉のタレ焼き。今回は「トンテキ」にチャレンジします。厚切りの豚ロース肉の筋を軽く切ったあと、フライパンで焼いていきます。タレを入れてしっかりと肉にからめたら、お皿に盛り付けます。

↑熱伝導性が高いので、すぐ表面に焼き色がつきます

 

↑肉に火が通ってきたら、タレをかけます。今回は市販のトンテキのタレを使用しました

 

↑タレは焦がして肉にからめます

 

煮詰まったタレがフライパンにベットリとこびり付いているだろうな……と思ったら、フライパンを傾けるとタレがスルンと流れていきます。表面のコーティングのおかげで、焦げ付きはまったくありません!

 

焼き上がったトンテキを食べてみると、内部まで火がしっかり通っているのに、しっとり柔らかくてジューシ―。お肉自体のおいしいさがしっかりと味わえる仕上がりです。

↑じっくりと焦がしたタレも、くっつきません

 

↑外は香ばしく、中はやわらかくジューシーに焼けました

 

「弱火でじっくり」ホットケーキを焼いたら、もちふわ食感に

最後は、フライパンのコーティング性能の違いがわかる粉もののなかから、ホットケーキにトライしました。手軽に作れる市販のホットケーキミックスを使い、生地を焼いていきます。

↑10月1日発売の新商品でしっとりもちもちに仕上がるという「MOCHIccoホットケーキミックス」を使用。レシピ通りに作っていきます

 

↑生地を加熱したフライパンへ。固まるにつれ、メープルやバターの甘い香りが立ちのぼってきます

 

こちらもフッ素コーティングのおかげでよくすべります。焼き上がったあとも、フライパンの上でツルンとスムーズな動き。これならお好み焼きなども上手に焼けそうです。また、今回のホットケーキは弱火でじっくり焼き上げることで、生地がもつポテンシャルを最大限に生かし、もちふわ食感を実現することができました。保温性の高い「evercook Pro」なら、火力を抑えることができるので省エネにもつながりますね。

↑くっつかないので、フライ返しで簡単にひっくり返せます

 

↑保温性が高いので「弱火でじっくり」といった焼き方もお手のもの。もちもち、ふわふわ、しっとりとおいしく焼き上がりました

 

今回は3つの料理で「evercook Pro」を試してみて、その性能の高さを実感することができました。熱伝導性、保温性もさることながら、コーティング性能がとにかく優秀で、このスルッとなめらかな使い心地は誰もがハマること間違いなしです。「evercook Pro」を購入すると、フッ素樹脂コーティングのはがれに対して2年間の保証が付いているのもうれしいポイント。

 

熱回りのいい鉄のフライパンは重いし手入れが大変。でも手軽なコーティングフライパンだとコーティング性能や熱伝導率が物足りない……そんな思いを抱いていた人は、「evercook Pro」を要チェックです。

 

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