グルメ
2022/11/11 20:00

新冷凍技術でヒットしたローソンの冷凍刺身に注目が集まる

Withコロナがすっかり定着し、新しいライフスタイルやムーブメントが生まれゆくなか、2022年下半期はどうなっていく……!? これから売れるモノ、流行るコトを「フード・日用品」ジャンルのプロたちに断言してもらった。今回は、いま注目の技術を使ったローソンの冷凍刺身を見ていく。

※こちらは「GetNavi」 2022年9月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

新鮮な魚や肉をコンビニで手軽に購入できる

ローソン冷凍刺身

↑フードライター 中山秀明さんが予想!

 

アルコール凍結技術で新鮮な魚を味わえます(中山)

↑【冷凍食品/2022年1月発売】/ローソン/カンパチお刺身/505円

 

【ヒットアナリティクス】業界が注目している液体急速冷凍がカギ

冷凍食品業界でいま注目を集めているのが、液体急速凍結という技術。これをコンビニでいち早く取り入れ、ヒットさせたのがローソンだ。同社は2025年度の冷凍食品の売上高を2020年度に比べて5倍ほど増やすと発表しており、今後の新作にも目が離せない。

先進技術:★★★★★

顧客ニーズ:★★★★

市場の将来性:★★★★★

独自性:★★★★

コスパ:★★

 

鹿児島県の養殖場で水揚げされたカンパチを、スライス後に凍結。液体急速凍結機によるアルコール凍結技術を採用し、新鮮な脂の旨みやハリのある身の食感を実現した。ほかに真鯛お刺身(505円)も展開。

 

SQF取得のファームとタッグした鮮度の良い馬肉(中山)

↑【冷凍食品/2022年1月発売】/ローソン/鮮馬刺し赤身スライス/808円

 

世界で初めて生食用食肉で国際規格「SQF(Safe Quality Food)」を取得した「千興ファーム」が加工。さっぱりとしながら上品な甘みのある鮮度抜群な赤身肉と、少し甘めな付属のタレがよく合う。肉はスライスされ、盛り付けるだけと手軽。