コレクションケースも兼ねる大容量カッター
もうひとつ紹介したいのは、CanDo/セリアの「スタッキング マスキングテープカッター」。実はすでに2016年に発売されていたものなので、マステ好きならご存知の方もいるだろう。これ、一時期ちょっと供給が少なくなっていたのが、最近になって再び店頭に並び出したようだ。
![↑CanDo/セリア「スタッキング マスキングテープカッター」108円](https://getnavi.jp/wps/wp-content/uploads/2019/02/20190211_100yen-maskingtapecutter_007.jpg)
透明なケースに、15㎜幅のマステが5個まで並べて収納できるようになっている。で、ケースの端にプラ製のカッターが付いているので、収納したマステを好きなように引き出して切って使える、という仕組み。つまり、コレクションケース兼用マステカッターだ。
![↑マステを収納した状態。ケースが透明なので、テープの柄が確認しやすいのもいい](https://getnavi.jp/wps/wp-content/uploads/2019/02/20190211_100yen-maskingtapecutter_008.jpg)
ちょっと面白いのが、このプラ刃。上下に通常の刃とギザの大きな刃が付いているので、好きなように入れ替えてセットできるのだ。セロハンテープを含めたテープカッターは最近では、ギザギザが出にくいフラットカット刃が人気だが、そこにあえてギザギザ出まくりの刃を入れてきたのは興味深い。
![↑大小2つの刃が選べるのは、よくできている作り。大ギザ刃はかなり極端にギザギザが見えるようになっている](https://getnavi.jp/wps/wp-content/uploads/2019/02/20190211_100yen-maskingtapecutter_009.jpg)
手帳の表紙などにマステを貼ってカスタムする場合はギザギザがない方が仕上がりはきれいだろう。でもそうじゃなくて、「いかにもマステ貼りましたよ」的な演出をしたいなら、やはりギザギザがはっきり見えていた方が記号的にそれっぽく見えるのだ。つまりこの大ギザギザ刃は、マステのギザギザをデフォルメする用の刃なのである。
![↑スタックできるのは、コレクションケースとして必須条件。ケース自体がコンパクトな作りなので、置き場所を取らないのもありがたい](https://getnavi.jp/wps/wp-content/uploads/2019/02/20190211_100yen-maskingtapecutter_010.jpg)
実際に使ってみると、テープが5連並んでいるのは便利だな、と感じた。
マステを貼って遊ぶ際には、やはり「どのテープをどうやって貼ろうかな」と考えたい。しかしテープカッターにテープ1つという組み合わせだと、どうしてもすでにカッターにセットされているテープばかりを優先して使ってしまう。
でも、いつでも貼れるようにセットされているテープが5つ(ケースはスタックできるので、5×いくつでも)あると、どれを貼ろうかと悩むことができるのだ。これはマステを使って楽しむという点で、かなり良いポイントだと思う。