軽バン、ミニバン、ワゴン、ハイエース、軽トラなどなど……アナタの愛車も”旅仕様のクルマ”に早変わり!「コレだ!」と思うアイデアを盗み、自由気ままな車中泊旅に出かけよう!
随所に“折りたたみ式”を取り入れた作りで一級品のバンコンを実現
【ベースカーDATA】
車種=トヨタ・ハイエース/グレード=スーパーGL 4WD/走行距離=13万9000㎞/ボディのカラーリング=ホワイトパールクリスタルシャイン/搭載家電・装備=シンク、カセットコンロ、換気ファン、テレビ、温冷蔵庫、電子レンジ、カセットガスストーブ、Wi-Fiスポット、走行充電器、LED照明(自作)
【オーナーDATA】
舛重栄治さん(50歳)、兵庫県在住、DIY歴10年
製作期間/3年(現在も進化中)
製作費用/約25万円
ベッドサイズ/幅1100×奥行1950×高さ400mm(ベッド寝床から天井の高さ890mm)
ベッド寝床の素材/合板(12mm厚)2枚+ウレタンチップスポンジ(40mm厚)+ビニールレザー
車中泊をするようになったきっかけ/昔からアウトドアが好きで、バイクでキャンプツーリングをしていました。彼女がチワワを飼うようになって車で旅をするようになり、宿泊が多くなると急なお出かけの際、ペット可の宿は埋まっていることが多いんです。それでキャンピングカーを購入しようと思い、どうせなら普段使いにも便利なハイエースで車中泊カスタムをすることにしました。
車内のカスタムテーマ/エンジニアで前からもの作りは好きだったので、ビルダーに負けないような作りを目指しました。また、木材の表面には木目調のシートを貼って見栄えをよくする白と茶色を基調に、デザインに統一感を出すようにしました。
寝るときのスタイル/山用の高性能な寝袋を使っています。
夏・冬の対策方法/夏は換気ファンと自作網戸があるので、とくには対策していません。冬は就寝中以外はカセットガスストーブを使っているので、念のため窓に一酸化炭素チェッカーを設置しています。
車内での自炊事情/カセットコンロ、電子レンジ、エンゲルの温冷蔵庫などを常備していますが、車中泊では軽食を作る程度で、ご当地のものを食べることが多いです。
思い出の旅ルート/青森方面へ向かった車中泊旅でしょうか。宮城→岩手→青森→秋田→新潟というルートを1週間近くかけて巡りました。
車中泊カスタムのアドバイス/キャンプ雑誌や、キャンピングカーショーで展示されている車の内装が、構造を考えるうえでとても参考になりました。ちなみに、天井裏は制振シートのレアルシルトと、発泡樹脂のスタイロフォームで防音&断熱しています。これで豪雨の日でも寝やすくなったのでおすすめです。
*この記事のデータや内容は2019年6月時のものです。