ほんのちょっと手を加えるだけで部屋の印象ががらりと変わる「壁」。壁紙を変えて一新させるもよし、思い切って間取りを変えてもいい。実行に移せば1、2、3で、思い描いた部屋になっているかも!
File6「塗る」編 S邸のDIY壁リノベーション
<DATA>
Sさん(34歳)/DIY歴…6年
製作期間…半年(実働3カ月※壁塗り以外も含む)
製作費用…約4万円
住宅形態…戸建て(築7年)
Sさんの家は建売住宅で、「いろんなところが好みじゃなかった」と言う。好きな空間に変えるため、入居当初から洗面所、寝室などをセルフリノベーションしてきた。
このキッチンリノベは、娘さんのために始めたそう。「お手伝いしたいと言ってるのに作業台が狭くて、なんとかしたいなと思いました」とSさん。
レストランの厨房をモチーフにDIYスタート。まず大きな食器棚を撤去し、シンク上に取り付けられていた吊り戸棚を移設。その真下に作業台兼棚を作った。吊り戸棚と作業台の間の壁はコンクリートっぽくしたい!と、漆喰(うま~くヌレール)に墨汁を混ぜたものを塗っている。
さらに冷蔵庫を業務用風にしたいと銀色に塗装。厨房感満載のキッチンに仕上がっている。
製作ダイジェスト
使用した主な道具…コテ、コテ板、ウエスなど *吊り戸棚や棚作りに使用した道具は省略
<棚の移設と棚作り>
<漆喰を塗る>
壁塗りの基本テクニック
平面仕上げは自由に塗ることができ、DIYに最適。作業は、大胆なコテ使いで広範囲に塗り広げることを意識しながら行なうといい。なお、高い場所から塗り始めるのが壁塗りの基本。また、右利きの場合は、左から右へ作業を進めるとやりやすい。
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*掲載データは2015年10月時のものです。