作りたいもので探す
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2022/3/10 18:18

賃貸物件にも導入可能!国産スギの木材をフル活用して、部屋の一角にワークスペースを作る!

編集長の身に年一ペースでやってくる腰痛による寝たきりの日が再び訪れるのを阻止すべく、編集部メンバーが立ち上がった!

 

After

 

Before。これがドゥーパ!140号で編集長が製作したスタンディングデスク。天板の高さは、編集長の身長180cm+スリッパを履きながら立つことを想定して106cmに設定してある

 

最近、とある事情で編集部2階の和室をリノベーションした。床は畳からフローリングに、障子や襖はリメイク、壁は漆喰塗り……と、なかなかに大規模な作業となったため、リノベ開始前に本誌140号の同企画で編集長・設楽が導入した、腰痛持ちの同士に捧げるスタンディングデスクは撤去されてしまった(前述写真参照)。

リノベは昨年秋ごろから始め、今年の1月半ばに作業は完了。その期間、本誌編集長はデスクワークで半日ぐらい座りっぱなしという日も何度かあったはずだ。これではまた腰がいつ爆発(ギックリ腰)してもおかしくない。一刻も早くスタンディングデスクを復活させなくては。

 

ホームセンターでおなじみ加工しやすいスギ無垢材!
中国木材の建材でお手軽リノベ

<カフェ板>

木端(板の側面)の「目隠し加工」が特徴。三角形の凸部と凹部を重ねていくことで簡単にすき間なく材を並べることができる。サイズは30×200×2000mm。参考価格1400円

 

<リノベ柱>

カフェ板がぴったりはまる溝を設けた、2×4サイズの柱材。サイズは38×89×3000mm。溝は幅31×深さ18mm。参考価格1200円

 

<ムクボード>

国産スギ材をはぎ合わせた板材。サイズは24×910×1820mm。参考価格5000円

 

●問い合わせ…中国木材
TEL:0120・707・141

 

<木取り表>*リノベ柱2本、カフェ板5枚、ムクボード1枚使用

材の種類長さ(単位はmm)数量使用部位
カフェ板10007
6002
5801棚板
リノベ柱23552
ムクボード600×12001天板
垂木材(30×45mm)4352脚(下横)・天板受け
9852脚(縦)
5151脚(上横)

<その他の材料>
ラブリコ2×4アジャスターアイアン×2セット、棚受け金具150mm×2個、ビス55mm、オールドウッドワックス(スモークグレー)、キシラデコールインテリアファイン(カスタニ)

<主な使用道具>
丸ノコ、ジグソー、インパクトドライバー(プラスビット1番/2番)、プラスドライバー、カナヅチ、角度定規、メジャー、鉛筆、ハケ、スポンジ、マスカー

材料費…約1万6000円(塗料は除く)

 

製作ダイジェスト

*すべての部材を木取りしたら、あらかじめ塗装しておくこと

*一部SNSでは表示されません。本サイトではご覧いただけます。

 

POINT
柱の溝に壁材がうまく入らないときは、壁材の角をサンドペーパーで削ったり、カナヅチで叩いてへこませる(木殺し)とはまりやすくなる

 

というわけで製作したのがこのミニワークスペースだ。せっかくなので今回は中国木材の建材を使い、以前よりもちょっとグレードアップさせてみた。

作り方は、リノベ柱と突っ張り金具で柱を立て、カフェ板で仕切り壁を作り、ムクボードの天板を角材で作った脚と受けに固定するだけ。作業は丸一日あれば完成できるはず。壁や床にビス留めはしていないので賃貸物件でもOKだ。リモートワークで集中するための空間としてはもちろん、ちょっとしたDIYの作業場として使うのもおすすめですよ!