現在タイヤチューブの穴あきによるパンクの修理料金はひと穴1000円から1500円程度。これが、タイヤレバー2本(プラスチック製200円程度)と、パンク修理キット(100円ショップで110円)を用意しておけば、あとは日曜大工の道具を利用してDIYで修理できる。
パンク修理はやればやるほど慣れてきて簡単に行なえるようになる
ここで紹介しているパンク修理は、英式バルブというバルブ形式のチューブを使う自転車のパンク修理の仕方。ママチャリと呼ばれる一般自転車、実用車に利用できる。
朝見たら、空気が抜けていたという場合、パンクと同時にバルブの破損という線も疑ってみる。バルブの虫ゴムを交換するだけで、大丈夫という場合もある。
自転車はひっくり返し、車輪を上にして作業するとやりやすいが、ハンドル上にランプやアクセサリー類が付いているときは、傷付かないように養生するか、外しておく。
まず、最初にブレーキを緩めて、タイヤまわりでチューブを自由に動かせるスペースを作っておく。チューブはリムに引っ掛けたり、かまれたりしないようにていねいに取り出すこと。修理したチューブをタイヤに入れるときは、捻じれたり、タイヤ内で折りたたまれたりしないように注意する。急がず、焦らず、ていねいに作業するのがコツだ。
STEP0 バルブの補修
STEP1 ブレーキを解除する
STEP2 チューブをはずす
STEP3 パンクを修理する
STEP4 チューブをタイヤに入れる
STEP5 ブレーキを元に戻す
*掲載データは2012年4月時のものです。