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Step3 側板、幕板、脚を加工する
01 4枚刃ビットをつけたトリマーで、側板の内側に摺り桟と棚板をはめる深さ3㎜の溝を彫る 02 Step1の手順06と同様に、背板をはめる溝を彫る 03 側板の下端をジグソーでデザインカット。中心となる位置に注意してデザインを決める（前ページの右側板の側面図参照）。カット後はボーズ面ビットで面取り。幕板Lにも同様の加工を施したら完了 04 側板の木端、幕板Fの裏面にビスケットジョイナーで溝を彫っておく
Step4 モールディングの加工と塗装
01 モールディングは後ほど現物合わせでカットする。長さ600㎜程度の材を3本木取りし、テーブルソーで等間隔に溝を彫る 02 今回は写真のジグを使い、13㎜厚の材に対し、深さ5㎜の溝を30㎜間隔で彫った 03 残りの部材の木取りを終えたら塗装に移る。まずは材の表面をサンディング。サンディングパッドは180番、240番の順に使う 04 通し大入れ継ぎの溝など、塗らない部分はマスキングし、油性ステイン→ウレタン塗料の順に塗装。乾いたら耐水ペーパーをかけて仕上げる
Step5 各部材を組み立てる
01 摺り桟、棚板を側板に固定。側板の溝に木工用接着剤を塗り、ポケットホールからビス留め。座つきなべ頭ビスの25㎜を使用 02 背板をはめて、反対側の側板も同様に固定する 03 天板の溝に木工用接着剤を塗り、当て木をしてハタガネで圧着する 04 ビスケット（10番）を介して幕板Fを側板に固定。当て木をしてハタガネで圧着する 05 残りの幕板を瞬間接着剤で固定する 06 スライドレール受けを瞬間接着剤で固定する 07 デザインのバランスを見ながらモールディングの端を45度にカット。瞬間接着剤で固定する
Step6 引き出しを作る
01 ドロワーロックジョイントビットをつけたルーターテーブルで、前板・先板の端を彫る。ビットの高さは材の厚みの半分に設定（今回は9㎜） 02 フェンスの位置をずらし、側板を立てて材の内側を彫る。分割式フェンスのルーターテーブルでは材がずれやすいので注意したい 03 うまく組めるかチェックする 04 Step1の手順06と同様に、側板と前板・先板に底板をはめる溝を彫る 05 化粧板飾り枠の加工。後ほど現物合わせでカットするので、長さ400㎜程度の材を2本用意したら、モールディングビットをつけたルーターテーブルで飾り面取りする 06 化粧板、底板を木取りしたら部材の準備はＯＫ 07 接合面に木工用接着剤を塗り、引き出しの箱を組む 08 本体のスライドレール受けにスライドレールをビス留め。手前から31㎜（化粧板の厚さ18㎜＋化粧板飾り枠の厚さ13㎜）奥に固定する 09 本体に取りつけたスライドレールの位置をチェックして、引き出し側板にスライドレールをビス留め 10 化粧板飾り枠を現物合わせで45度にカットして瞬間接着剤で固定 11 この時点で化粧板の中心に取っ手用の下穴をあけておく 12 引き出しを本体に仮組みして左右上下のすき間を測り、化粧板の取りつけ位置を決める 13 前板の内側から皿取り錐つきドリルビットで下穴をあけ、32㎜のビスで化粧板を固定 14 化粧板を塗装。先に化粧板にあけておいた取っ手用の下穴を前板にもあけ、取っ手を取りつけたら完成 
