キャンパーが欲しいギアNo.1のテーブルを超ローコストかつお手軽に作っちゃおう!
キャンパーに大人気の六角形の焚き火テーブル。既製品では約2万円で販売されているこのテーブル。今回はスギの野地板をチョイスし、超ローコストで製作。サイズは小誌125号の本連載で作った焚き火台の使用を想定した。材料は野地板5枚と革ひも6本のみ、製作難易度も低いので、ぜひビギナーも遊び感覚で気軽にチャレンジしてほしい。
製作のポイントだが、まず天板の60度カットを正確に行なうこと。丸ノコと角度定規を使った角度切りのいい練習になる。木取りした天板には脚を固定するホゾ穴とひも通し穴をあける。
天板と脚の固定はホゾ継ぎ。ホゾ穴の幅が狭いと脚を差し込むのが大変だし、幅が広いとすぐに抜けてしまう。できるだけシビアにホゾとホゾ穴の加工を行なうように。ひも通し穴は使用するひものサイズによって、径の大きさを変えてもいい。作例では革ひもを使ったが、ガイラインやパラコードを使うと、よりアウトドアテイストを高められる。
今回はクリアのチークオイルを塗装して、ナチュラルテイストに仕上げた。ぜひ手持ちの焚き火台のサイズに合わせ、製作を楽しんでもらいたい。
【主な使用道具】
インパクトドライバー(12mm、15mm径ドリルビット)、丸ノコ、ジグソー、オービタルサンダー、丸ノコ用角度定規、ノコギリ、ノミ、サシガネ、F型クランプ、ハンドサンダーなど
*塗装道具は除く
【用意した資材】
スギ野地板(厚さ12×幅180×長さ1820mm)5枚、革ひも(鹿革レース吟付/厚さ2×幅3×長さ900mm)6本、チークオイル(クリア)
【木取り表】
長さ(単位はmm) | 数量 | 使用部位 | |
スギ野地板 | 700 | 6 | 天板 |
250 | 12 | 脚 |
仕上がりサイズ…幅1440×奥行1220×高さ250mm(展開時)
厚さ120×奥行1220×高さ250mm
材料費…約1250円(塗料は除く)
【製作のポイント1】
木取りする
【製作のポイント2】
天板の加工
【製作のポイント3】
脚の加工