
サイドテーブルと一体化したちゃぶ台モードにも!
天板は折りたたみ、脚は取り外し可能。収納時はコンパクトに!
それぞれの天板裏には板つきナットを固定。脚の先端に取りつけたボルトを回し入れてパーツを接続
市販の丸形バーベキューコンロから着想を得た、ドーナッツ型のバーベキューテーブルセット。バーベキューをやらないときは、サイドテーブルと一体化したちゃぶ台スタイルに。それぞれの天板は蝶番で接合されているので半分に折りたため、脚を取り外して持ち運ぶことができる。
材料の加工のポイントはトリマーを使った天板のラウンドカット。付属のストレートガイドからL字のガイドプレートを取り外しトリマー本体に固定。ガイドプレートには角材を取りつけ延長。材の中心から時計の針を回すように材を切削していく。6mm径のストレートビットで切削するので、一度に彫れる深さは3mm。7回ほど切削を繰り返して丸く切り抜いた。
2×4材の脚の先端には、下穴をあけハンガーボルトをねじ込んで固定。あらかじめ天板裏に取りつけた板つきナットに回し入れることで、天板と脚を脱着できる仕組みとした。
キャンプ場で、自宅の庭で、みんなでテーブルを囲んでバーベキューを楽しもう。

市販の丸形バーベキューコンロに合わせて製作。コンロのサイズは径355×高さ290mm
【主な使用道具】
インパクトドライバー(ドライバービット2番、下穴錐5mm径、ドリルビット15mm径)、丸ノコ、トリマー(6mm径ストレートビット、ガイドプレート)、ランダムサンダー、丸ノコガイド定規、ノコギリ、ハンマー、ノミ、カンナ、ペンチ、プライヤー、クランプ、サシガネ、メジャーなど *塗装道具は除く
【用意した資材】
ラワンランバーコア板(厚さ21×幅900×長さ900mm)1枚、合板(厚さ5.5mmの端材)1枚、SPF 2×4材(厚さ38×幅89×長さ2440mm)1本
【その他の材料】
スリムビス(20/50mm)適宜、ハンガーボルト(M8×長さ50mm)8本、二枚合長蝶番(長さ180mm/150mm)それぞれ2枚、板つきナット(M8)8枚、木部用ワックス(ジャコビアン、ウォルナット)
【木取り表】
【仕上がりサイズ】
径900×高さ255mm(テーブル大)/径410×高さ255mm(テーブル小)
幅450×長さ900×厚み65mm(収納時)
【材料費】
約7000円(塗料は除く)
製作のポイント1/トリマーで合板を丸くカットする
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01 最初に円形カットのガイドを作る。トリマー本体にL字のガイドプレートを固定し適当な長さの角材を取りつける 02 900mm角のラワンランバーコア板の中心を出し、トリマーとガイドをセット。中心からビットまでの長さが450mmになるように 03 ビットの切削深さを3mmに設定。ガイドを押さえながら、時計の針を回すようにして、ゆっくり丸く溝を切削していく 04 1周切削するたびに、ビットの出幅を3mmずつ増やしながら板をカットしていく。溝には切りクズがたまるので、これを払いながら加工を進める 05 7回の切削で板から天板Aを切り出すことができた 06 続いて、同じ板からサイドテーブルの天板Bを切り出す。径410mmになるようにトリマーをセットし、天板Aと同様に切削する 07 加工した板の切り口のバリをカンナで落とし、サンダーできれいにならす 08 ラワンランバーコア板から天板A、天板Bを切り抜くことができた
製作のポイント2/蝶番を使って天板を連結する
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01 天板A、天板Bを丸ノコで半分にカットする 02 各天板の木口に蝶番固定用の溝を彫る。切削箇所に墨線を引いたら、端部にノコギリで切り込みを入れる 03 トリマーで溝を切削する。削り取る溝の深さは3mm 04 トリマーで欠き取りきれなかった端部をノミできれいに削り取る 05 加工した溝に蝶番をあて、50mmのスリムビスで天板同士を連結する
製作のポイント3/ボルトをねじ込み、脚パーツを作る
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01 2×4材から長さ230mmの脚パーツを8本切り出す。ここではスライド丸ノコを使用 02 脚C、脚Dそれぞれに斜めカットの墨つけをする 03 丸ノコで2×4材を斜めにカット。材の長さが短いので、ガイドは使わずフリーハンドで 04 2×4材から脚Cを切り出すことができた 05 こちらは脚D 06 先端部にハンガーボルトをねじ込む。それぞれの材の木口の中心に印をつける 07 5mm径の下穴錐ビットで印の箇所に下穴をあける 08 ボルトに板つきナットをはめておく。これでボルトが回しやすくなり、次の作業がスムーズになる 09 プライヤーを使って、ハンガーボルトをねじ込む 10 ボルトの出幅は木口から15㎜になるように。これで脚Cの加工が完了 11 脚Dも同様にハンガーボルトをねじ込む
製作のポイント4/板付ナットの固定、その他
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01 それぞれの天板裏に脚の受け口となる板つきナットを取りつける。15mm径のドリルビットで下穴をあける。固定位置は任意 02 手順01であけた穴に、ハンマーで板つきナットを叩き込む 03 板つきナットを20mmのスリムビスで固定 04 天板Aの裏側に、天板受けEを固定する 05 仕上げにワックスを塗布すれば完成。ワックスは2色用意し、グリルテーブルとサイドテーブルを塗り分けた 写真◎佐藤弘樹
関 英利 Hidetoshi Seki
SEKI WOODWORKS主宰。千葉県いすみ市在住。サーフィンと木工を愛するナイスガイ。