鉄の加工でも木工の木取りと同じように、プランのサイズに合わせて切断するのが作品づくりの第一歩となる。
今回は金工の現場で鉄材の切断に使うポピュラーな道具の実際の使い方を紹介する。
CASE1 ポリカ屋根のつなぎ目などに使うフラットバーの切断
【金切りノコギリ】
01 金切りノコギリでフラットバーを切る。木材を切るよりスピードは遅くなるが、慎重に時間をかければちゃんと切れる。手工具は小さなパーツの切断に有効だ 02 技量にもよるが、切断面は粗くなる 【丸ノコ】
01 鉄工用のチップソーをつけた丸ノコで切る。十分に刃を回してから切り始めよう 02 丸ノコで切った場合はバリがなく、切断面はきれいになる 03 シールタイプの幅広スポンジを張り、切断したフラットバーをかぶせて下穴をあけてからビス留め 04 これで取りつけ完了 *一部SNSでは表示されません。本サイトでは閲覧いただけます
CASE2 ロケットストーブに使う一斗缶やペール缶の穴あけ
【金切りバサミorディスクグラインダー】
01 一斗缶に切り線を書き、切り始めの穴をあける。ここではバールを使用 02 切り線に沿って金切りバサミで切り込みを入れていく。ケガ防止のための革手袋の着用を忘れずに 03 一斗缶よりもやや肉厚なペール缶の穴あけにはディスクグラインダーのほうが便利だ 04 切り込みを折り曲げて煙突を通すことができれば作業は完了 *一部SNSでは表示されません。本サイトでは閲覧いただけます
CASE3 家具の骨組みに使うアングルと角パイプの切断
【ディスクグラインダー】
01 フラットバーとは違い、アングルなどの複雑な形状の鉄材の切断には電動工具を使うのが望ましい 02 骨組みにアングルを使ったアンティーク風シェルフを製作した例 【バンドソー】
01 バンドソーを使えば、きれいな45度にカットして端を斜めにそろえるといったことも可能だ 02 脚と天板受けに角パイプを使ったサイドテーブルを製作した例 *一部SNSでは表示されません。本サイトでは閲覧いただけます
CASE4 屋根に使うガルバリウム波板の切断
【チップソー切断機or金切りバサミ】
01 ここではチップソー切断機(スチールカッター)で切断。アングルをクランプで固定し、ベースプレートを沿わせながら刃を進めればまっすぐ切れる 02 0.5mm厚以下であれば手工具でも切れないことはないが、形状的に電動工具を使ったほうが断然ラク 03 耐久性、耐候性に優れたガルバリウム波板は小屋の屋根に最適だ *一部SNSでは表示されません。本サイトでは閲覧いただけます
CASE5 家具の脚やブロック積みに使う異形鉄筋の加工


異形鉄筋はブロック積みの補強に使うものだが、棚や椅子の脚のパーツとしてなど、家具作りに使われることも多い
【ディスクグラインダー】
01 異形鉄筋の切断にはチップソー切断機やディスクグラインダーが最適。墨つけ線がわりに、マスキングテープを張ると切り線がわかりやすい 02 曲げ加工は作業台に固定して力技で行なう 【ベンダー】
01 異形鉄筋を手工具で加工するにはベンダーが便利 02 切断と曲げ加工がこれ1台でスピーディーに行なえる *一部SNSでは表示されません。本サイトでは閲覧いただけます
CASE6 ウエルカムボードに使う鉄板の切断&切り抜き
【ジグソー&プラズマ切断機】
01 鉄板の墨つけには石筆(ろう石)を使うと墨線がわかりやすい 02 ここでは金属切断用のブレードをセットしたジグソーで切断。焼き入れされていない軟鋼板(いわゆる鉄板)ならば、簡単に切ることができる 03 プラズマ切断機で文字を切り抜いていく。作業は専用の鉄製の作業台に載せて行なうこと 04 こちらが専用の作業台の例。火花や切りカスは箱の中に入るようになっており、脚に切断機のアースクリップを挟んで使用する 05 細かな切断・切り抜き加工ができるプラズマ切断機があれば、こんなおしゃれな看板が鉄材で作れる *一部SNSでは表示されません。本サイトでは閲覧いただけます
*掲載データは2017年4月時のものです。