ほんのちょっと手を加えるだけで部屋の印象ががらりと変わる「壁」。壁紙を変えて一新させるもよし、思い切って間取りを変えてもいい。実行に移せば1、2、3で、思い描いた部屋になっているかも!
File8「切り抜く」編 H邸のDIY壁リノベーション
結婚を機に築28年の実家を譲り受けたHさん。家が古いからこそ好きなようにDIYリノベーションできると、以前から憧れていたニッチを作ることに。
ニッチは壁の一部分をくぼませて作る飾り棚のこと。2本の間柱を探し出し、その間に作る。ただし、スジカイの入った壁(耐力壁)に作るのは避けたほうが無難。耐力壁の位置は自宅の図面で確認してみよう。
Hさんが作ったニッチはトイレの壁面とキッチンの仕切り壁。間柱の位置を見つけて、開口部を墨つけし、ドリルドライバーで壁に穴をあける。そこを起点に石膏ボード用のカッターで開口していく。開口したサイズに合わせて側板、底板、上板を用意し、それらを取り付けたらほぼ完成。Hさんは見栄えよくするため、漆喰を塗って仕上げた。
<DATA>
Hさん(32歳)/DIY歴…4年
製作期間…2日
製作費用…1500円程度
住宅形態…戸建て(築28年)
製作ダイジェスト
使用した主な道具…サシガネ、下地探し、ドライバードリル、石膏ボード用カッター、木工用接着剤、カッター(ここでは漆喰の下地に使った壁紙に使用した)、中塗りコテ
<間柱を探して壁を切り抜く>
<開口部に板を張り、化粧する>
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*掲載データは2015年10月時のものです。