代表的な5つのリノベーション・パターンに編集部員がチャレンジ。で、作業後の率直な感想は「どれも特別な技術は必要なし! やる気さえあれば十分にDIYでできる!」。この5つのパターンを組み合わせれば、かなり大幅なリノベーションが可能なはず。やってみよう!
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Pettern3 畳をフローリングに張り替える!
畳をフローリングに変えれば、イメージチェンジ効果は絶大。お気に入りのフローリング材を張れば、部屋にいるだけで気分が盛り上がるだろう。作業はいたってシンプル。コツコツと繰り返し、ウッディな床を手に入れよう。
<Renovation Data>
広さ…8畳
作業人数…2人
所要時間…約8時間
材料費…約7万7000円(フローリング材=約5万2000円)
<使用道具>
充電式集じん丸ノコ、インパクトドライバー、カナヅチ、クギシメ、カッター、定規(アルミアングルで代用)、メジャー
Point1 畳(廃棄物)の処分方法を決めておこう
撤去した畳、再利用の方法があればベストだが、そうもいかず置き場に困るという場合は、あらかじめ処分方法を決めておきたい。まずは施工場所の市町村に問い合わせること。適切な方法を指示してくれるはずだ。ちなみに今回の施工場所、埼玉県日高市では、近辺の産業廃棄物処分業者を数件紹介された。各業者に問い合わせたところ、畳の引き取りが可能か否か、こちらからの持ち込みが可能か否かなど、業者によって違いがあり、畳を引き取る業者では、畳1枚の処分代は2000~2500円が相場だった(その他に運搬費が必要な場合あり)。
Point2 根太や合板の厚さの決め方
畳(Before)とフローリング(After)の高さは、同じに仕上げるのが無難。高さを変えてもいいが、その場合、ドアが床に当たったり、気になる段差ができたりして、余計な手間がかかることも。同じ高さにするなら、「畳の厚さ」=「根太+合板+フローリング材の厚さ」ということになる。今回、各材の厚さは下図のとおりとした(できれば合板は12mmが理想だが…)。
Point3 フローリング材もビス留めで時間短縮!?
フローリング材の固定には、サネを組み合わせるときに邪魔にならないよう、頭の小さいフロアクギを使うのが定説だが、それなりの作業時間を要する。そこで、せっかちな編集部員がビス留めを試してみたところ、雄ザネを割らないよう一定の角度とスピードでビスを打ち込めば、問題ないことが判明(35mmスリムビス使用)。これにより作業時間の短縮が実現できた。
<作業手順>
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*掲載データ2014年8月時のものです。