代表的な5つのリノベーション・パターンに編集部員がチャレンジ。で、作業後の率直な感想は「どれも特別な技術は必要なし! やる気さえあれば十分にDIYでできる!」。この5つのパターンを組み合わせれば、かなり大幅なリノベーションが可能なはず。やってみよう!
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Pettern4 壁紙を張る!
施工が簡単で、効果は絶大。モダンで落ち着いた部屋から、ポップでカラフルな部屋まで、空間のイメージをガラッと変えたいなら、壁紙を張ってみよう。用意する道具は、のりとハケとカッターでOK。この快感、ぜひ味わってください。
Before
After
<Renovation Data>
広さ…間口3.5×高さ2.3m
作業人数…1人
所要時間…約2時間
材料費…約2万円(壁紙2ロール、専用のり)
<使用道具>
バケツ(ローラーバケ用トレイ)、ローラーバケ、ハケ、撫でバケ、竹ベラ、地ベラ、カッター、ジョイントローラー、スポンジ、メジャーなど
Point 使用する道具と材料はシンプル!
壁紙張りに電動工具は一切必要なし。写真のとおり、専用のりと数種類のハケ、カッターがあれば、誰でも気軽に始めることができる。ハケをはじめ、ヘラなどは手持ちの道具を代用してもいいだろう。なお、これら道具は壁紙を販売するウェブショップなどで、セットになって販売されていることが多い。そこで一気にそろえてもいい。
今回の施工に使用した道具類と一部材料。左上から時計回りに、バケツ、撫でバケ、地ベラ、ローラーバケ、カッター、ハケ、ジョイントローラー、竹ベラ、フリース壁紙専用の粉のり
<作業手順>
01 施工場所の周囲にのりがつかないよう、床面をブルーシートと養生テープで養生する 02 バケツに水を用意し、のりを作る。使用するのは壁紙専用の水性のりで、張り直しが簡単にできる 03 のりがなめらかになるまでかき混ぜる。のりは前日夜から仕込んでおくとしっかりした粘りが出る。少なくとも水と混ぜて1時間はおいておきたい 04 ローラーバケで壁にのりを塗る。まずは壁紙1枚分の範囲を、指でなすると筋がつくくらいたっぷりと塗ろう 05 塗り残しやすいコーナーや隅は、ハケを使ってしっかりと塗っておく 06 左から壁紙を張っていく。壁紙の上下は張る長さよりそれぞれ5cmほど長くとっておく 07 撫でバケで空気を抜きながら、壁にしっかりと張りつけていく。撫でバケの動きは、上から下、左から右が基本 08 竹ベラでカット位置をしっかりと押さえ、折り目をつける 09 地ベラを壁に押し付けながら、上端の余分な部分をカッターでカットする。カッターはひんぱんに刃を折って、常に切れ味のよさを保つといい。同様に下端もカットする 10 1枚目をきれいに張ることができた 11 続けて2枚目の壁紙を張っていく。1枚目同様、のりをたっぷり塗り、1枚目の壁紙と柄の位置をしっかりと合わせるのがきれいに張るコツだ 12 壁紙の継ぎ目は一番はがれやすい部分。のりをしっかり塗って、ジョイントローラーでつないでおこう 13 窓まわりはそのまま上から壁紙を張って、余計な部分をカットすればOK 14 のりがはみ出たり、施工場所が汚れたら、水を含ませたスポンジで拭き取っておこう 15 窓の上下は壁紙を分割して張っていく。左の壁紙と柄の位置がずれないよう注意。このように繰り返し同じ作業が続く 16 コンセントプレートは事前にカバーをはずしておき、上から壁紙を張る 17 上から張った壁紙に切り込みを入れ、余分な部分をカットする。きれいに壁紙が張れたら、はずしたカバーを取り付けよう 18 この手順で張り進めていくと、最後の列は右端が余分になる。ここをカットしてきれいに張りつければ、壁一面の施工が完了だ! *一部SNSでは表示されません。本サイトではご覧いただけます。
*掲載データ2014年8月時のものです。