棚板の留め方はいろいろある。ここでは9パターンの作業手順を詳しく紹介。デザイン、機能、使用資材、製作難易度…何を重視したいか検討した上で、好みの留め方を選べばいい。

パターン1 ビスで留める
最もシンプルなのは、側板の外面からビスで留める方法。皿取りしてビスの頭を収めれば、スッキリ仕上がって完成度アップ。
*右側
<作業手順>
01 棚板の高さを決めたら、内面を上にして寝かせた側板の上に棚板を立て、板厚の中心に墨線を引く 02 墨線上にビスを打つ位置の印をつける。棚板をあてがって適当な位置に決めればいい 03 印の位置にドリルで穴をあける。これは裏側(側板の外面)に、ビスを打つ位置を示すための穴なので、細いドリルを使い、先端が裏側にわずかに出る程度にする 04 側板を裏返す。小さい穴があいている 05 皿取り用のドリルビットを用意 06 穴にドリルの中心をあわせ、下穴をあける。ここで皿取り用のドリルビットを使えば、仕上がりがよくなる 07 皿取り錐ビットの根元まで使って下穴をあければ、このように皿取りができる 08 下穴にビスを打つ。まず、棚板をあてがわず、裏側(側板の内面)にビスの先端がわずかに出る程度に打つ 09 側板を裏返す。ビスの先端がわずかに出ている 10 最初に引いた墨線が板厚の中心になるよう棚板をあてがい、強めに押し込むとビスの先端が刺さって仮留めできる 11 ビスを最後まで打ち込む 12 皿取りした部分にビスの頭が収まり、スッキリと仕上がる *一部SNSでは表示されません。本サイトではご覧いただけます。
パターン2 ビスで留めて頭を隠す
これも側板の外面からのビス留めだが、あらかじめダボ穴をあけてビスを打ち、その穴にダボを埋めることで、ビスがまったく見えないようにするテクニック。
*左側
<作業手順>
01 ダボ錐ビットを用意 02 まずパターン1の手順01~04と同じ作業を行なってから、側板の外面にあいた小さな穴に、ダボ錐ビットの中心をあわせてダボ穴をあける 03 ダボ穴があいた。深さは10mm程度あれば十分 04 パターン1の手順07~11と同じ作業を行ない、ダボ穴にビスを打って棚板を留める 05 ビスを打ったダボ穴に木工ボンドを入れる。少量でいい 06 ダボ穴と同径のダボを用意 07 ダボをカナヅチで打ち込む 08 アサリ(刃先の横方向の開き)のないノコギリを用意 09 ダボのはみ出た部分をカットする。アサリのないノコギリを板面に沿わせてカットすると、平らに仕上がる 10 サンドペーパーで表面を整える 11 完了。きれいにビスの頭が隠れた *一部SNSでは表示されません。本サイトではご覧いただけます。
施工◎アポロ佐藤/写真◎福島章公
*掲載データは2012年12月時のものです。