「大きくなった子どもに自分の部屋を与えたい」。そんなお父さんたち必見の空間改造術を公開!
File02 幼い兄妹のためにゆるやかに空間を分ける間仕切り
上部を吹き抜けにした間仕切り。壁の高さは、Bさん自身が「背伸びをしないと覗けない程度」を目安に決めた。オーク材をさまざまな長さにカットして乱尺張りで仕上げている

ライフスタイルの変化に応じて間取りを変えられる、間仕切りの少ない家を建てたBさん。2年前、長男が小学生になるのを機に、2階の10畳ほどのスペースに間仕切り壁を立て、部屋を作った。といっても、まだ幼い子どもたちのスペースを完全に仕切りはしない。1面は開放したままで、間仕切り壁の上部は吹き抜けにしてある。間仕切り壁の反対側はもうすぐ、3歳違いの妹さんの部屋になる予定。つながりを感じられる間仕切り壁は、仲のよい兄妹にほどよい安心感と自立感をもたらすだろう。
またBさんは、間仕切り壁により長男の部屋に窓からの光が届きにくくなったと、既存の壁を切り抜いて固定窓を設置。親心によるキメ細かいフォローが効いている。
長男の部屋。完全に仕切られてはいないが、すっきり片づいた様子に、自分のスペースとしての愛着を感じる。ベッドの横に増設した固定窓がある
間仕切り壁の反対側は、もうすぐ妹さんの部屋になる予定
Beforeその1
10畳ほどある2階の1室。以前は多目的に使っていたスペース
2×4材でフレームを組む。下辺の材を切り欠いて柱を差し込み、さらにビスで固定。部屋の床にもしっかり固定している
フレームの完成。端の柱を梁まで伸ばし、金具を介して固定
壁の高さを少し上げることにして、フレームに合板を張っていく。また、笠木として2×6材を取りつけた
合板の継ぎ目とビス頭をパテで埋めて平らに仕上げる
2.2mm厚のオーク材を両面テープと速乾接着剤で張っていく。最初、水性の木工用接着剤を使ったが、板が反ってしまったため、水性ではない速乾接着剤に変更した
Beforeその2

間仕切り壁によって暗くなった部屋に、明かり取りのための固定窓を増設する。まずはマスキングテープを張って窓の位置を確定する。裏側は階段で、壁に窓がついているので、その光を取り込む
壁は業者に抜いてもらった(奥さんの希望による。Bさんいわく「当時はまだ自分のDIY経験が浅くて信頼がなかった。今ならまかせてもらえるはず…」)。その後、開口部の四辺のすき間にスギ板をはめ、メッシュテープを張ってパテを塗ってから漆喰塗り。さらにアクリル板を固定する枠を取りつけた
枠にぴたりとあてたアクリル板を挟むように、手前側にも枠を取りつけて固定する
<Renovation Data>
製作者…Bさん(35歳・医療系専門職)
リノベ開始時のDIY歴…3年
家族構成…夫婦、子ども2人
物件形態…戸建て
築年数…3年
施工期間…約1カ月
材料費…約6万円
*掲載データは2018年2月時のものです。