本格的なショットバーのように特別かしこまることなく、仲間と好きな酒を好きなだけ飲める自分仕様の宴の舞台、DIYで実現してみませんか?酒飲みのロマンが詰まったプライベート酒場の作り方、そのヒントを教えます。
File04 和室をアジアン風のプライベートバーに大胆リフォーム
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製作者…Tさん(49歳)
DIY歴…8年
製作費用…約3万円
製作期間…7日間
自宅改装計画の一環でまず初めに製作したというTさん宅のバーカウンター。以前住んでいたマンションでは備えつけのカウンターをバーのように演出して使っており、新居でも欲しくなったTさんは、キッチンと和室の境にバーカウンターを設置することにした。
当初は市販のカウンターを置こうと家具店を巡ったが、思ったより高価でサイズも合わない…ということで、以前から使用していた食器棚を土台に自作することを決意。バーカウンター作りで最も時間をかけたのは塗装だったようで、汚れが目立つ食器棚はベージュから白へ塗り替え、天板として使ったヒノキの一枚板は油性のウレタンニスを2度塗りしている。
その後は天井や壁にカーテンを設置し、ウッドカーペットを敷いたりして部屋全体を演出。元は昭和の香りが漂う純和風の部屋だったとは思えないほど、見事、おしゃれなプライベートバーに仕上がった。
POINT1 食器棚+銘木一枚板で作るアイデアバーカウンター
DIYビギナーもすぐにトライできそうな、T邸のアイデアバーカウンター。作り方はまず、通常は重ねて使う食器棚を横並びにしてアングルとフラットバーで接続。食器棚の裏側(カウンターバーの正面)はガーデン用のラティスで目隠しをする。そして、カウンター天板受けとなるL字の金折金具を取りつけ、ホームセンターの銘木コーナーで見つけたヒノキの一枚板を固定すればもう完成だ。
POINT2 小物や照明を効果的に使いアジアンテイストのバーに演出
バーといえば洋酒のボトルをずらーっと大量に並べた光景を思い浮かべるが、カクテル用のリキュールは色が鮮やかでボトルもおしゃれなものが多いため、並べておくだけでも雰囲気は十分に出る。さらにTさんは、家具店や雑貨店で集めたアイテムで周辺を積極的に装飾。一見雑多なようで不思議とアジアンテイストにまとまっている印象だ。また、バーっぽさを高めるために頭上や天板下に照明を追加しているのもポイント。
写真◎佐藤弘樹/製作者提供
*掲載データは2017年12月時のものです。