Case01 ガレージがパーティー会場に変身!ガーデンシンク併設の本格仕様
ガレージに設置したピザ窯の背面は、スギ板でアイボリーカラーの壁を製作。空間を含めてデザインされた、リラックス&ナチュラルテイストなピザ窯だ。
<記事内ギャラリー一覧>
<Sさんの窯データ>
- 窯の種類
アーチ型二層タイプ - 窯のサイズ
W800×D800×H1200mm - 使用した主な素材
耐火レンガ約100個、ブリックヤードレンガ約25個、コンクリートブロック24個、鉄筋(10mm径)2m、モルタル、耐火モルタル、砂、L型アングル2m、耐火ボード、鉄板(0.3mm厚、2mm厚)、ステンレス製煙突など - 製作費用
約4万円 - 製作期間
約3カ月間 - 窯製作のきっかけ
庭のレンガ積みを検討中にネットでピザ窯の記事を発見。一目ぼれした - 窯設計までの経緯
経験者のHPを参考に、可能な限りローコストで作れる窯の設計を目指した - 窯の特長・ポイント
施工場所がガレージであること。焼き室の全方位から輻射熱効果でピザを焼くために、焼き床は耐火コンクリートではなく、すべて耐火レンガを使用。L字型のアングルを並べて、その上に耐火レンガを並べていった。(アングルの上に置くレンガの溝はジグソーで加工) - 土台
コンクリートブロックを積み上げ、手作りのコンクリート平板(鉄筋入り)を設置 - 屋根
ピザ窯をガレージに設置にしてあるので不要 - 今回の窯作りで失敗したところ・改良点
燃焼室、焼き室ともに容積が大きくなりすぎてしまい、冬場は窯が暖まるまでに時間がかかる - 使用する薪の種類・調達方法
DIY端材。窯が暖まってからは流木(カシ、ナラ、クヌギ)など。堅い木は火のもちがいい - 使用時に出る煙についての注意
近くの民家に風呂を薪で炊くところがあり、それに混じって甘えさせてもらっている - 窯まわりに欲しい設備
調理台とシンクは取り付け済みでパーティーの際はかなり便利。欲しいのはハウス栽培の畑。ピザを焼き、自分の畑で採った野菜やハーブをトッピングしたらなんと贅沢なことか! - ピザ・パンをうまく焼くコツ
オーブンで焼くときよりも、ほんの少し固めの生地にすると焼き上がりがもっちもちに - ピザ窯の魅力
子どもに火の魅力を伝えられること
写真◎清水良太郎
*掲載データは2011年8月時のものです。