いよいよ夏本番、じっとしていても暑い日本の夏がやってきた。じっとしていても暑いなら、むしろ体を動かして涼しさを呼び込むグッズを手作りしてしまおう。そこで、「カーテン」をキーワードに編集部員が五感で涼むカーテンのDIYにトライ。どんな作品ができたのか?
作品2 風が心やすらぐ癒しの音を奏でるサウンドカーテンを作る
暑い夏を乗りきるには「癒しの音しかないでしょ!」と息巻くのは編集部設楽。縁側に座り、セミの鳴き声と涼しげなウインドベル(つまり風鈴)の音に耳を傾け、かき氷を食べる……これしかない!
作ったウインドベルの種類はふたつ。ひとつは銀色に輝くボディがUFOを連想させる単管パイプを使ったもの。もうひとつはその乾いた音から懐かしさを感じさせる竹を使ったバンブーベルだ。
まずUFO風ウインドベルだが、パイプをしっかり挟みこんで固定する土台を、適当な端材で作るのがポイント。ディスクグラインダーでパイプを切断する際、パイプがきっちり固定されていないと非常に危険だ。またキックバックにも気をつけること。切断の際は火花が飛び散るのでエプロンなどで対策をしっかりしたい。
サウンド的な工夫としては、切断した単管パイプ内部にいらないボルトやナットをたこ糸で仕込んだ。これでベルが風で揺れたとき、内側からも涼しげな音がする。
バンブーウインドベルは、作り方の基本はUFO風ウインドベルと一緒。あまり太くない竹を選ぶと作品がスマートな感じになる。また和風の雰囲気を出すため、ここではたこ糸ではなく、麻ひもを使用した。
材料に特殊なものがなく、作り方も簡単。まさに親子で作る夏休みの自由研究に持ってこい! ペイントするとより楽しめるのでみんなでワイワイ作ってほしい。
<使用した材料>
<使用した道具>
<UFO風ウインドベルの作業手順>
<バンブーウインドベルの作業手順>
写真◎伊勢和人/作◎ナマステ設楽