Case08 モコモコッとした質感のモルタルに緩やかなアールの相性が抜群
ヨーロッパの街並みをイメージさせるような淡い山吹色のピザ窯。窯口の扉や化粧板にまでアールが取り入れられた柔らかいデザインが特徴。
<記事内ギャラリー>
<Aさんの窯データ>
- 窯の種類
アーチ型基本タイプ - 窯のサイズ
W1200×D1300×H1400mm - 使用した主な素材
耐火レンガ約90個、コンクリートブロック、コンクリート平板、2×材、1×材、耐火コンクリート(アサヒキャスター)、鉄筋(10㎜径)、モルタル、カラーモルタル、砂、化粧砂利など - 製作費用
約12万円 - 製作期間
実働14日間 - 窯製作のきっかけ
フェンスやペイビングだけの庭ではさびしい。また子供が大きくなった今、石窯があればみんなで楽しくピザパーティーができていいなと思っていた - 窯設計までの経緯
ピザ窯を作ろうと思ったもののなにもわからないので、石窯づくりの本を3冊買いそろえ、通勤時に読みふけった - 窯の特長・ポイント
材料をほとんど切らずに済むサイズに窯を設計したこと。保温のためピザ窯全体をモルタルで塗装したことなど - 土台
基礎の50mm厚のモルタルの上にコンクリートブロックを4段積み上げた。土台の正面には2×材でドア枠、1×材でドアを取り付け、中を薪の保管庫にしている - 屋根
なし - 今回の窯作りで失敗したところ・改良点
燃焼室が大きく窯がなかなか暖まらない。今回は2×材で窯口の扉を作ったが、次回は両開きの鉄扉をつけたい - 使用する薪の種類・調達方法
DIYで出た端材や親戚の持つ敷地の間伐材などを利用している。調達先をもっと開拓したいと考え中 - 使用時に出る煙についての注意
煙はやはり心配。朝早く、夜遅くの使用は控えるようにしている - 窯まわりに欲しい設備
料理の調理ができるような野外キッチン - ピザ・パンをうまく焼くコツ
生地作りはいとこ夫婦にお願いしているが、はやく自分でも作れるようになりたい… - ピザ窯の魅力
「わいわいがやがや」人がどこからか集まってくるところ
*掲載データは2011年8月時のものです。