今、キャンパーたちの作るアウトドア道具が面白い。
その完成度の高さから、キャンプはもちろん、庭やインドアでも十分に使えるものばかり。
オシャレで機能的なギアを自作することで、普段の暮らしにアウトドア気分を取り入れる。
庭でのパーティーをワンランクもツーランクもアップさせる。
そんな楽しいライフスタイルを始めるきっかけとなる、キャンパーたち自慢の自作ギアの数々をご覧いただこう。
*テーブル編・その1はコチラ!
File03 Z字脚が特徴的なロールトップテーブル
製作者 Fさん/サイズ 幅900×奥行600×高さ400mm/材料費 約3000円/製作期間 約1日半
「Byerのテーブルがモデル」
ポイントは折りたためるフレームの構造。バタフライチェアに使われる金具を参考に、Zステー(Z字の接続パーツ)を合板から切り出し、ジョイントコネクターボルトで脚と横桟をつなぎ合わせることで、折りたたみ構造を実現した。天板は40mm幅に割いたパイン材を並べ、コットンテープで固定。クルッと巻き込んで収納できるので“ロールトップ”というわけだ。
File04 軽量グリルスタンド
製作者 Gさん/サイズ 幅500×奥行380×高さ200mm/材料費 約2000円/製作期間 約3日
「木のフレームでより軽く」
市販品のグリルスタンドはすべて部材がアイアン。「これをもっと軽量化できないか」と考えたのが、木のフレームにエキスパンドメタルの天板をはめ込んだオリジナルグリルスタンド。材の接合にクギやビスは使わず、木ダボとジョイントコネクターボルトを使用し、見た目もスッキリ。
File05 ミニキッチンテーブル
製作者 Yさん/サイズ 幅400×奥行300×高さ143㎜/材料費 タダ!/製作期間 約半日
「テントの中でも調理OK」
ガスストーブとガスランタンをセットできる引き出し付きのボックス。このボックスと食材があれば、テントの中はもちろん、庭や縁側でも、どこでも料理ができちゃうというわけ。使用した材料は合板の端材のみと製作費がリーズナブルなのもうれしい。自宅の庭でちょっとしたツマミをパパッと作りたい、お酒好きDIYerにもおすすめ。
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*掲載データは2016年6月時のものです。
写真◎田里弐裸衣、谷瀬 弘、製作者提供