今、キャンパーたちの作るアウトドア道具が面白い。
その完成度の高さから、キャンプはもちろん、庭やインドアでも十分に使えるものばかり。
オシャレで機能的なギアを自作することで、普段の暮らしにアウトドア気分を取り入れる。
庭でのパーティーをワンランクもツーランクもアップさせる。
そんな楽しいライフスタイルを始めるきっかけとなる、キャンパーたち自慢の自作ギアの数々をご覧いただこう。
*テーブル編・その1はコチラ!
*テーブル編・その2はコチラ!
*椅子編はコチラ!
*シェルフ編はコチラ!
*ハンガーラック編はコチラ!
File15 自立式ハンモックスタンド
製作者 Kさん/サイズ 幅3000×奥行800×高さ1250mm/材料費 約4000円/製作期間 約3日
「普段は家の中でも使ってます」
2×材をメインに作られたハンモックスタンド。ロープ1本でハンモックを吊るすことができ、部材はバラすことができるので、フィールドへの持ち運びも可能だ。ハンモック使用時の荷重を考慮し、支柱の下端は斜めにカット。土台とはボルトと金具で接合し強度を確保している。その快適さからキャンプでのくつろぎスペースのほか、最近では自室のソファがわりになっているのだとか。
File16 A型ハンモックスタンド
製作者 Nさん/サイズ 幅1500×高さ1200mm程度(組み立て時)/材料費 約8500円/製作期間 約2日
「市販の木製手すりがポールにぴったり」
こちらは2本のポールにテンションをかけるタイプのスタンド。ポールに市販の木製手すりを利用すれば、塗装の手間が省けるのでおすすめだ。ポールは強度を確保するためステンレスパイプで連結。これをステンレスアイボルトとアイナットで連結すれば、スタンドの完成だ。なお、Nさんがスタンドを張るのに使用しているペグの長さは50mm。子どもがハンモックを安全に楽しむため、深く差し込んで抜けないように注意している。
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*掲載データは2016年6月時のものです。
写真◎田里弐裸衣、谷瀬 弘、製作者提供