作りたいもので探す
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2022/9/21 17:17

F型クランプを自作してみよう!/ひとりでDIYに励むお父さん応援企画!クランプ・万力徹底ガイドの特別編

「ちょっとココ押さえてて」、「そっちもう少し持ち上げて」…、そんなことを気軽に頼める相方がおらず、切ない思いに駆られたことがあるDIYerは少なくないはずだ。

運がよければ、ものわかりのいい優しい奥さんや子供が手伝ってくれるかもしれないが、それだって、それぞれに予定もあるし、機嫌の良し悪しもあるし…。

ならばDIYerよ、ひとりでも不自由なく作業を楽しめる術を身につけようではないか!

まず知るべきは、クランプだ。そして、同士たちが編み出したテクニックだ。

これで、ひとりDIYがますます愉快になること間違いなしだ~!

*クランプの種類と使い方編はコチラ

*万力の種類と使い方編はコチラ

 

作って使う道具DIY、F型クランプを作る

クランプは数がいるもの。数が増えれば経済的負担もそれなりになる。そこで、作れるなら、自作してみようということで、F型クランプを作ってみた。既製品のような完璧さはやや欠けるが、それなりに使うことができる。

 

自作したF型クランプ。アゴが木製ということで、ちょっとウッデイな雰囲気

 

クランプの定型といわれるF型クランプを手作りする。材料はホームセンターでそろえられるもので集めている。部材の数は6点とシンプルなものだ。目新しい部材といえば高ナットと呼ぶ、長さのあるナット。なければ、普通ナットや蝶ナットでもいいが、高ナットだと早回しがしやすい。工程で気を使う場面は穴あけで、穴が傾かないようにあけることが大切だ。堅い材を使いたいところだが、はじめの1台は、この作例どおり作ってみて、自作に自分なりの工夫を加えて、オリジナル度を上げて楽しみたい。

 

<木取り表> *単位はmm

材の種類サイズ数量使用部分
垂木材(30×30)1102アゴ
1201ハンドル
ボルト(8mm径)1502
高ナット(8mm径)301ロックナット

 

 

F型クランプの自作手順

写真◎冨士井明史/インストラクター◎白井 糺

*小さく表示されている写真はクリックすると大きく表示されます。

*掲載データは2012年4月時のものです。