事例集
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2022/11/15 17:17

ビオトープ前でのんびり!デッキつきカーポート一体型ガレージを作っちゃいました/みんなのガレージ&工房(その2)

ビオトープ観賞用のデッキを作るはずだったが、バイクや車がかわいそう……と、ガレージ、カーポートを次々にDIY。愛車を雨からガッチリ守る、理想の空間を自作することに成功した。

施主のTさんは、まず、10年ほど前に自宅庭にビオトープを作り、観賞用の簡単なウッドデッキを製作。それが朽ちてきたため、改めてデッキをDIYしようと考えていた矢先、書店でガレージを紹介する本を見かける。

「雨ざらしのバイクがかわいそうだし、デッキ付きのガレージにしてしまおう!」とひらめき、Tさんはガレージ作りを始めたそうだ。

 

ガレージとカーポートは屋根の勾配を合わせてある。出入り口にはスロープを作ってバイクを出し入れしやすくした

 

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金具を使ってカーポートを一体化

「デッキだけのはずが、知らぬ間に壁や屋根がついたガレージになってたんですよ(笑)」とTさんの奥さん。

本誌50号の「ガーデンシェッドを作る」やDIYシリーズ『日曜大工で作る!ガーデン収納&物置小屋』を参考に製作した2×4工法のガレージ。コンクリート平板の基礎の上に根太枠を置いた土台に、24mm厚合板の床下地、床板を張る。床板は、壁に使ったスギ板をプレーナー加工したものを使用した。ガレージ完成後には、車が不憫になりカーポート屋根を製作。一体化したような造りにするため、ガレージと屋根をシンプソン金具でつないだ。

現在は、ガレージのトタン屋根を屋上デッキに作り替える計画を立てている。「ここは群馬県内でも暑い地域。デッキ屋根にすれば空気の層ができるし、今よりは快適になるはずです!」と夢を膨らませている。

 

ビオトープ側にミニデッキを作った。ビオトープは穴を掘り、ビニールハウスのビニールを二重に敷き、その上にブルーシートを敷いて、土を埋め戻して形成した。水草はコウホネや菖蒲。コイが住んでいる。「いろいろなトンボが飛んできますよ」(Tさん)

 

バイクはカワサキのTR。エンジンとフレーム以外を改造した。電気は母屋の屋外コンセントから引いて、50Aまで使用できる

 

壁面収納のドアに市販の鏡を使用

 

ガレージドアを開けると、ビオトープを臨め、室内の雰囲気が変わる

 

ドアを閉めた状態。外壁にいろいろな看板を張ってアメリカンスタイルに仕上げた

 

ガレージとカーポート屋根の接続部

 

換気扇のフード。ガレージ内に熱がこもりやすいため、暑さ対策に換気扇を設置

 

<DATA>
施主…Tさん(46歳・会社員)
DIY歴…約10年
製作費用…約30万円
実働製作期間…約6カ月
面積…約9㎡

写真◎富士井明史

*掲載データは2012年8月時のものです。

 

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