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2024/8/9 18:00

新次元のバッテリーチェンソー「MSA300 C-O」を発売! 世界のプレミアムパワーツールブランド「STIHL」新製品発表会

「STIHL(スチール)」から、新次元のバッテリーチェンソー「MSA300 C-O」が、8月1日(木)日本で発売開始!

 

STIHLとは?

STIHL(スチール)は、1926年にドイツのシュツットガルトにて設立。「自然の中で、自然と共に働く人々の作業をより快適にする」という理念のもと、森林作業に革命をもたらし、約100年にわたって世界のパワーツール市場と技術を常にリードしてきた。1971年以降は、チェンソーの世界販売台数1位を誇るブランドに成長。長年にわたり培われた確かな技術とノウハウ、徹底した品質へのこだわりは、刈払機、ヘッジトリマー、ブロワー、芝刈機など、幅広いパワーツールに応用され、プロユーザーからホームユーザーまで、自然の中でのさまざまな作業ニーズに的確に応え続けているブランドだ。

 

STIHL史上最高、新次元のバッテリーチェンソー「MSA300 C-O」

8月1日に行われた新製品発表会では、同社・代表取締役の中山氏によるSTIHLブランドのプレゼンが行われた。2023年7月から代表に就任した中山氏は、「MSA300 C-Oを初めて見た時、常識を覆す直感を感じた」と当時を語り、STIHLブランドが培ってきたポリシーと技術を紹介した。

 

従来、バッテリーチェンソーはエンジン式よりもパワー面で劣るというのが業界の通説だった。だが「MSA 300 C-O」は、これまでには成しえなかったエンジンチェンソー50 ㏄クラスのパワーと、バッテリー製品ならではの操作性と低騒音性を両立する製品で、まさに新次元のバッテリーチェンソーだ。

 

製品特長

最大30m/sのチェーンスピードで、中木の間伐作業・枝打ち・玉切り・木材を使用した建築など、あらゆる作業に最適に対応したスペックが特徴的。

↑バッテリー状況が視認しやすい大型のLEDディスプレイパネル。チェンソーやチェンブレーキの状態など、すべての情報を一目で確認できる

 

これまでエンジンチェンソーではなし得なかった低騒音性、さらに振動の影響を低減する防振システムを実装。音に敏感なエリアでの使用も可能とし、都市部の造園業や自治体で作業ニーズを満たす。

↑用途に合わせ、チェンオイル供給量を調整するオイルポンプ

 

また、本製品のAP 500 S バッテリーは、従来のリチウムイオン技術を強化したパワーラミネート技術を採用。軽量(2.0kg)でありながら、圧倒的なエネルギー容量(337Wh)を実現している。それに加え、従来のリチウムイオンバッテリーと比較して、充電可能回数は2倍と飛躍的に向上。さらに、雨天や濡れた状態での使用も可能となっている。

 

ラグビー元日本代表・畠山健介氏がエヴァンジェリストに就任

発表会中盤には、同製品のエヴァンジェリストに就任したラグビー元日本代表・畠山健介氏が登壇。

 

畠山氏は、2015年のW杯で日本が南アフリカを破った試合、通称「ブライトンの奇跡」の試合に先発出場し、その歴史的勝利に貢献した名選手として知られている。畠山氏の “これまでの常識”を覆した姿は、バッテリーチェンソーの「これまでの常識」を変えて新たな歴史を切り拓くMSA 300 C-Oのコンセプトと重なるものがあると中山氏は語る。

 

畠山氏はエヴァンジェリスト就任にあたり、自らも一員として、「一緒に新しい歴史を作っていきたい」と強い責任感を漂わせた。

↑畠山氏によるMSA300 C-Oのデモンストレーション 

 


発表会では、今夏3モデル追加したホームユーザー向けバッテリー製品シリーズ「ASシステム」も紹介。家の中や車内などで手軽に使えるハンディクリーナーや、自宅の庭を簡単に手入れできるヘッジトリマーや刈払機が新たにリリースされた。

↑バッテリーハンディバキュームクリーナー「SEA 20」。価格は税込2万4200円

 

↑バッテリーヘッジトリマー「HSA 30」。価格は税込2万4200円

 

↑バッテリー刈払機「FSA 30」。価格は税込2万2000円

 

「(STIHLは)モノづくりに対する情熱があふれているブランド。ぜひ一度、手に持って使ってほしい。」と中山氏は語る。

 

2035年にはバッテリー製品のシェアを80%まで上げると目標を掲げているSTIHL。新次元のバッテリーチェンソー「MSA300 C-O」ならびに新鋭のバッテリーアイテムを投入した今後の動きに注目だ。