達人に訊く
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2022/12/19 17:17

バネ蝶番&アングル蝶番はこう留めよう!/蝶番&金具辞典(7)

蝶番&金具を使いこなせば、作品の幅が広がる! グレードがアップする!

最もベーシックな平蝶番を筆頭に、自由蝶番、フラッシュ蝶番、バネ蝶番…といった、機能性・デザインの異なるさまざまな蝶番の特徴と使い方を解説した、不定期連載企画をお届け。

*蝶番の基本構造についてはコチラをチェック!

*蝶番の基本的な取りつけ方はコチラをチェック!

 

Hinge 4 バネ蝶番

軸に巻かれたバネの反発力で、自動的に元の位置に復元するタイプの蝶番。自由蝶番と違い軸が1本なので、動きはひとつの方向だけに限定される。取り付け時、バネの力に逆らって羽根を広げるので少々力が必要。

 

バネ蝶番は写真のように、羽根が直角になった状態でロックするように軸にバネが巻かれている。蝶番を平らに開くとバネの反発力で、閉じる方向に動く

 

取りつけ作業例

 

Hinge 5 アングル蝶番

装飾性もある丈夫な蝶番で本棚や書斎の家具など、落ち着いた雰囲気を求められる作品によく使われる。羽根の片方はカップを掘り込んでつけ、片方は突きつけで固定するため、取り付けは丈夫になる。

 

アングル蝶番は円形のほうの羽根がカップ状になっていて、カップの分をドリルで掘り込み、そこに埋め込んで固定するので、確実な取り付けができる

 

羽根のバランスやデザインもいいので、取り付け後の内側からの見た目もいい

 

蝶番取り付け後、トビラを閉じて外から見た状態のアングル蝶番

 

取りつけ作業例

*小さく表示されている写真はクリックすると大きく表示されます。

*掲載データは2014年8月時のものです。