蝶番&金具を使いこなせば、作品の幅が広がる! グレードがアップする!
最もベーシックな平蝶番を筆頭に、自由蝶番、フラッシュ蝶番、バネ蝶番…といった、機能性・デザインの異なるさまざまな蝶番の特徴と使い方を解説した、不定期連載企画をこれまでお届けしてきた。
蝶番以外の金具も種類が豊富で、これらを上手に使いこなせば、建具&家具作りの幅を広げてくれる。今回からは、そんなラッチ、落とし、戸車、ステー…といった建具・家具に使うアイテムを紹介。
*蝶番の基本構造についてはコチラをチェック!
*蝶番の基本的な取りつけ方はコチラをチェック!
Hardware 01 ラッチ・掛け金
ガーデンハウスなどのドアや窓の開閉、戸締りなどのために必要な金具。蝶番と組み合わせて建具を使いやすくするのと同時に、防犯にも役立つ。
エクステリア作品のドアや扉には、蝶番と一緒に開け閉めと戸締りのために、ラッチと呼ばれる鍵(南京錠やダイヤル錠)の掛けられる留め金をつけることが多い。こうしたエクステリアに使用される金具類は、ホームセンターでは木工や大工用の金具売り場ではなく、ガーデン、エクステリア用品のコーナーで売られていることが多い。木工や大工用の金具では、エクステリア用としては小さかったり、強度が足りない場合があるので注意しよう。
ここでは、ガーデンハウスなどのドアによく使われるオートキャッチラッチの取り付け方を紹介。ドア側につける鉄棒がドア枠につけたラッチ部分にあたると、自動的に掛け金の金具が持ち上がり、鉄棒が奥まで進むと掛け金が落ちてロックされる仕組みだ。
オートキャッチラッチの取り付け例
ドアへの取り付け例
エクステリアで使われるその他のラッチ・掛け金
エクステリア作品に使われるラッチ類は、オートキャッチラッチ以外にも様々な形状のモデルが存在する。古くから物置の戸締りに利用されてきたモデルから、カントリー風にデザインされたものまで、ここでは多くのバリエーションが存在するラッチ・掛け金の一部を紹介する。
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*掲載データは2014年8月時のものです。