事例集
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2022/4/14 19:09

これなら住宅街でもOK!炭火で楽しむ窯焼きピザ窯の作り方

はじめは二層式の窯を作り、薪を焚いてピザを焼いていたFさんだが、住宅街ゆえに煙の行き先が気になって、落ち着いて楽しめない…。そこで、せっかく作った窯を解体することを決意。炭火でピザが焼ける単層ドーム型の窯に作り直したことで、心おきなく窯焼きピザの味を堪能できるようになったというわけ。

 

窯のサイズは内径約600mm、外径約900mm、内高約370mm、外高約480mm。窯口は幅約450mm、高さ約230mm(最高部)

 

 

<DATA>
製作者…Fさん(57歳/公務員/埼玉県東松山市)
材料費…約1万円(既存の土台、炉床を除く)
製作日数…約10日
主な使用資材…
耐火レンガ約80個(既存の炉床を含む)、耐火キャスタブル、花壇用石材、割れタイル、コンクリートボンド、コンクリート平板、コンクリートブロック、鉄筋、モルタル、セメント、砂、砕石、ゴロタ石

 

しばらく雨ざらしにしていたら、窯のタイルの目地がヒビ割れたので屋根をつけた。屋根の下地には、不要になったベッドの床のスノコがそのまま使えた。屋根材はオンデュビラタイル

 

壁面はかわいく装飾

 

製作者のFさんいわく、炭火でピザを焼くためのポイントは、窯をあまり大きくしないこと。そして、ブロワーで風を送り続けて火勢を強く保つこと。

「最初はドライヤーを使ってたんですが、ピザを焼くまでに3時間ぐらいかかって大変でした。で、ブロワーならどうだろうと、ホームセンターで3000円程度のものを買って使ったら、1/3の時間でピザが焼けるようになったんです」

煙が出ない窯のおかげで、近隣に気を遣うことなく、息子さん夫婦、娘さん夫婦とのピザパーティーを楽しめるようになったFさん。みんなから“窯じい”と呼ばれるのも、まんざらでもなさそうだ。

 

 

Fさんちの窯作りダイジェスト

<窯を作り直す>

*一部SNSでは表示されません。本サイトではご覧いただけます。

 

Iさんちのピザ焼き実況中継

<窯の準備>

<ピザを焼く>

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*掲載データは2016年6月時のものです。