机、椅子、ベッド、収納から部屋の仕切りまで。パパ、ママ、ジイジが愛情込めて作った子供のための家具は、どれもDIYならではの独創的なものばかり!
*机&椅子編はコチラ
File4 飛び跳ねても大丈夫!わんぱくキッズの2段ベッド
息子さんふたりのために作った2段ベッド。サイズは寝てしまった子どもを抱いて上の段に載せられる高さ、ドアの開け閉めに干渉しないこと。さらに、IKEAの子どもサイズのベッドマットに合うようにした。
まず、ベッドのスノコ床板から製作。枠を作り、桟を固定し、そこに床板を張る。スノコ床板ができたら、柱、ベッドガードをつけてできあがり。
桟と床板を多めに使い、わんぱくな子どもたちが跳びはねてもOKなベッドに仕上がった。「お母さんと一緒じゃないと寝れなーい」と言っていた下の子まで、ひとりで寝られるようになったそうだ。
<Data&Profile>
サイズ:幅1600×奥行780×高さ1400mm
製作者…Mさん(39歳)
DIY歴…1年
製作期間…約1日
制作費用…約8000円
File5 既製品のベッドを有効活用!収納と一体型のベッド
お子さん3人分の寝床と収納をひと部屋に集約させるために、末息子専用の収納一体型のベッドが作られた。
ベッドは既製品で、そのベッドの土台となる収納をDIY。使用したのは18mm厚パイン集成材。収納の高さは、ハシゴなしでベッドによじ登れて、さらに既製品の収納ケースに合うように作られている。
<Data&Profile>
サイズ:幅1970×奥行1100×高さ670mm
製作者…Uさん(44歳)
DIY歴…約10年
製作期間…約1週間
制作費用…不明
File6 ゆりかごみたいに使える!?移動式ベビーベッド
娘さんの出産祝い&孫娘の誕生祝いを兼ねて作ったベビーベッド。市販のベビー用布団に合うサイズで製作した。赤ちゃんが使用するため、ダボでビスの頭を隠している。娘さんが赤ちゃんのお世話を楽にできるように前枠は開閉式で、移動できるようにキャスター付き。さらにベッド下にはベビー用品を収納できる棚もありと、各種機能を備えたベビーベッドだ。
<Data&Profile>
サイズ:幅960×奥行640×高さ1100mm
製作者…Gさん(60歳)
DIY歴…約25年
製作期間…約2日
制作費用…約2000円
File7 狭小部屋にベッドも机も置けた!畳利用のロフトベッド
同室だったお兄ちゃんの「ひとり部屋が欲しい」がきっかけで、弟さんが3畳の納戸へ引っ越すことに。
狭いけどベッドも机も置きたい! その希望を実現させるため、ママと子のふたりでロフトベッドを作ることになった。
まず、ベッドの枠板を作り、4隅に立てた柱に枠をビス留めして、躯体を製作。ベッドの枠内は床板をスノコ状に張り、柱には補強材と棚板を取り付けた。最後にベッドガードをベッドに取り付け、マットレス代わりの畳を載せて完成。
<Data&Profile>
サイズ:幅1980×奥行1115×高さ1900mm
製作者…Kさん(41歳)
DIY歴…11年
製作期間…24日
制作費用…2万円
ベッドのサイズの決め方
ベッドは直接体に触れるマットレス選びが重要なポイント。しかし、人は1回の睡眠で20回程度は寝返りを打つ。小さすぎると寝返りが打てず、睡眠の質が落ちる可能性が高い。ここでは、そんなベッドの最適なサイズを紹介したい。
*掲載データは2015年2月時のものです。