机、椅子、ベッド、収納から部屋の仕切りまで。パパ、ママ、ジイジが愛情込めて作った子供のための家具は、どれもDIYならではの独創的なものばかり!
File8 大人も欲しくなる!書類収納に便利な仕切り板つきランドセルラック
小学校に入学する息子さんのために作ったランドセルラック。当初、既製品の購入を検討していたが、高価だったためDIYすることに。
デザインは購入を検討していたものに合わせた。棚の仕切り板を縦横自由に変えられたり、引き出しも深さの異なるものを設け、実用的なものになっている。また、引き出しを使いやすくするため、上段は上、下段は下に引手の切り欠きをした。
<Data&Profile>
サイズ:幅960×奥行640×高さ1100mm
製作者…Iさん(42歳)
DIY歴…約2年
製作期間…3カ月
制作費用…約1万5000円
File9 椅子まで内蔵!ままごとキッチン型収納
姪御さんにプレゼントするため、DIYしたままごとキッチン。大人になっても使えるように作られている。ままごとキッチンの天板は収納部にネジで固定されており、ネジをはずして収納用の天板に付け替えるだけでシンプルな収納に早変わり! さらに一番下の収納は椅子としても使えちゃう、盛りだくさんな作品だ。
<Data&Profile>
サイズ:幅450×奥行300×高さ600mm
製作者…Kさん(41歳)
DIY歴…約10年
製作期間…1カ月半
制作費用…約7000円
File10 子犬が親犬に収まる犬形ハンガーラック
親犬がくわえている骨に服を掛ける子ども用ハンガーラック。かわいいデザインなら娘も喜ぶはずとDIYした。親犬頭部に棚があり、耳はフックになっていてバッグなどを掛けられる。セットで作った子犬はキャスター付きの小物入れ。片づけるときは、親犬の中に子犬を収納する。
<Data&Profile>
親犬:幅500×奥行300×高さ900mm
子犬:幅300×奥行250×高さ450mm
製作者…Mさん(37歳)
DIY歴…約3年
製作期間…3日
制作費用…3000円
File11 壁・天井を傷つけずに設置!本棚つき仕切り壁
大きくなったら部屋を仕切ることを想定して、ふたり娘が10畳間を使用していた。成長し、いよいよひとり部屋が欲しい!と懇願され、部屋を仕切ることに。
仕切り壁は、壁や天井に直接ビスやクギを打たず、傷をつけずにすむ方法を考えてDIY。仕切り壁があたる部位にコルクボードを張り、仕切り壁の枠を作る。仕切り壁の縦枠の材は長めに設置し、突っ張らせた状態で上枠に固定した。これによりビクともせず収まったのだとか。その後、壁材を張り、本棚を作った。それぞれの希望や趣味に合わせて作り、とても喜ばれたそうだ。
<Data&Profile>
サイズ:幅2600×奥行270×高さ2400mm
製作者…Yさん(44歳)
DIY歴…7年
製作期間…5日
制作費用…8万円
File12 強度も安全対策も万全!ミニロフトは秘密基地
おばあさんが住んでいた家に引っ越し、リノベーションにすっかりはまったIさん。その勢いのまま「息子のためにワクワクするような子供部屋も作ってやろう!!」と秘密基地風のミニロフトをDIY。
やんちゃな男の子のために作ったため、十分な強度を持つように心がけた。柱を4本立て、ロフト床板を受ける土台も作った。さらに階段側は間柱を2本設置した。ロフトの床板は通気性をよくするため、スノコ状に張っている。また、安全性も考慮し、窓にアイアン製のフェンスを取りつけた。
今では、おもちゃを持ちこんで楽しむほど息子さんお気に入りの場所になっている。
<Data&Profile>
サイズ:幅1905×奥行1010×高さ1090㎜(ロフト部分のみ)mm
製作者…Iさん(35歳)
DIY歴…約10年
製作期間…1カ月弱
制作費用…約3万円
*掲載データは2015年2月時のものです。