自動車の荷室の収納力をアップさせる棚作りから、軽トラライフが何倍も楽しくなるキャンパーシェルまで、今すぐ真似したくなるような荷台活用アイデアが勢ぞろい。愛車が最強のパートナーとなるDIYカスタム術が学べます。
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File03 鉄製フレームの簡易ベッドは後部座席も使ってゆったり仕様に
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製作者…Nさん(40歳/DIY歴20年)
ベース車…ニッサン・ダットサントラック(キングキャブAX 32D)
ベース車…トヨタ・ハイエース(100系・ロング)
製作費用…約3万円
製作期間…約4年
鉄工、電子工作、料理、バイクいじりといったモノづくりを楽しんでいる様子をホームページで日々発信しているNさん。約20年前から本業の溶接工のスキルを活かしてカスタムしたスバル・サンバーを愛車に各地を旅したり、アウトドア趣味を楽しんだりしていたが、積載量と車内の広さに限界を感じ、ハイエースへの乗り換えを決意した。
ハイエースは約8年前に中古で購入。まず荷台床にコンパネを張り、鉄の廃材で組んだフレームにコンパネを載せた簡易ベッド、屋根付きルーフキャリア、照明など、以前のサンバーのときと同様に装備を充実させていった。
その後は子どもの成長に合わせ、後部座席もベッドの一部として使えるように改造。車内では最長で6泊過ごしたというから居住性は上々のようで、家族と道具を運ぶハイエースとして活躍中なのだが、「ごちゃついている配線を一度見直したいんですよね。まだいろいろやりたいことがあるから、こうなったらいっそ一から作り直そうかな…」と、Nさんはまだまだハイエースのさらなる進化をもくろんでいるようだ。
*掲載データは2017年2月時のものです。