物置は手作りに限る。
理由その1、あいているスペースに合わせて作れる。
理由その2、収納したい物に合わせて作れる。
理由その3、好みのデザインで作れる。
すなわち物置は、自分の都合に合わせて作ったものと、そうでないものの、満足度の差がとりわけ大きいというわけ。
では、どうすれば自分仕様の物置が作れるか?
そのヒントも答えも、これから紹介する数々の手作り物置の中に、わんさと見つけられるはず。
File01/パーゴラ&デッキつき工房物置はコチラ!
File02&03/かわいらしいデザインの個性的な物置はコチラ!
File04/モルタル造形の南仏風物置はコチラ!
File05/アメリカンテイストのトタン物置はコチラ!
File06&07/こだわりのサイクルガレージはコチラ!
File08/アンティーク風の物置自転車小屋はコチラ!
番外編1/スチール製物置のリメイク術はコチラ!
<記事内ギャラリー *画像をタップするとご覧いただけます>
File09 使用場所別に扉をつけた使い勝手のいい物置
<DATA>
製作者…Hさん(59歳)
DIY歴…20年
製作期間…約1カ月
製作費用…約1万5000円
作品サイズ…幅990×奥行450×高さ1960mm
一見してわかるとおり、ドアのたくさんついた物置は、スコップやホウキ、農業資材などの長尺物と資源ゴミなどがきれいに整理できるよう設計された作品。左が長物、右上部が小物、右下部が資源ゴミを収納できるようになっている。なお右側の棚板は取り外し可能なので、両スペースを長物収納に使用する、なんて使い方もOK。
躯体の角材にはほぼすべてホゾ加工や切り欠き加工を施し、見える部分にはクギを使わないという徹底したこだわりぶりも◎。
File10 傷んだミニ収納庫を活用してモアベターな物置を製作
<DATA>
製作者…Mさん(51歳)
DIY歴…5年
製作期間…3日
製作費用…約3000円
作品サイズ…幅800×奥行500×高さ2000mm
もともと使っていた背の低い収納庫が傷んでしまい、新たな物置の製作を決意したMさん。とはいえ、側板や正面板はまだまだ使えそうなので、再利用することに。さらに、せっかくだから「長尺のガーデニング道具が収まるサイズ」という奥さんの要望にも応え、高さ約2mにサイズアップ。全体を鮮やかな色で塗装したら、なんともポップでキュートな物置ができあがった。もちろん、願いが叶った奥さんの評価は上々だ。
File11 ナチュラルガーデンと調和する白いアンティークシェッド
<DATA>
製作者…Iさん(46歳)
DIY歴…14年
製作期間…約3カ月
製作費用…約4万円
作品サイズ…幅1550×奥行1000×高さ2000mm
庭に溶け込むような雰囲気の物置を作るため、1×4材に水性塗料のチョコレートブラウンとホワイトベージュを重ね塗りし、これを壁に使用。蝶番などの細かいパーツもこだわりチョイスなのはいわずもがな。
物置内部は「見せる収納」をコンセプトに、ガーデン雑貨のお店の陳列をイメージしていろいろなサイズの棚を手作りして設置。ただ雑然と物を詰め込むのではなく、オブジェのように見せているあたりはさすが女性DIYer。毎年開催するオープンガーデンのゲストからも大好評というのも頷けます!
*掲載データは2013年10月時のものです。