事例集
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2022/12/26 17:17

多機能なアイデア物置の製作事例3連発!/ガーデン収納DIY大作戦!(9)

物置は手作りに限る。

理由その1、あいているスペースに合わせて作れる。
理由その2、収納したい物に合わせて作れる。
理由その3、好みのデザインで作れる。

すなわち物置は、自分の都合に合わせて作ったものと、そうでないものの、満足度の差がとりわけ大きいというわけ。

では、どうすれば自分仕様の物置が作れるか?

そのヒントも答えも、これから紹介する数々の手作り物置の中に、わんさと見つけられるはず。

File01/パーゴラ&デッキつき工房物置はコチラ

File02&03/かわいらしいデザインの個性的な物置はコチラ

File04/モルタル造形の南仏風物置はコチラ

File05/アメリカンテイストのトタン物置はコチラ

File06&07/こだわりのサイクルガレージはコチラ

File08/アンティーク風の物置自転車小屋はコチラ

File09~11/庭に調和するナチュラルデザインの物置3例はコチラ

File12/庭の角にぴったりなペンタゴン物置はコチラ

番外編1/スチール製物置のリメイク術はコチラ

番外編2/玄関ポーチの自転車収納実践リポートはコチラ

 

<記事内ギャラリー *画像をタップするとご覧いただけます>

 

File13 物置と薪ストッカーが一体化した多機能カーポート!

母屋の壁面を利用し作ったカーポート。このカーポート右側の支柱を利用し、物置と薪ストッカーを製作

<DATA>
製作者…Uさん(31歳)
DIY歴…2年
製作期間…約3カ月
製作費用…約25万円
作品サイズ…幅7500×奥行5000×高さ3000mm

 

屋根付きの車庫が欲しいな~、せっかくだから物置もつけちゃって~、そうだそうだ、薪ストーブ用のストッカーも欲しい!」とUさんのDIYカーポート計画は加速。結果、これらすべての条件を満たしたDIYらしいカーポートがこちら。肝心の物置と薪ストッカーはカーポートの支柱を利用し、ここに2×材の桟を通し、スギ板を張ることで空間を仕切ればOK。簡単な方法ですぐに収納スペースが作れちゃうのだ。同じようなカーポートを持っている人であれば、簡単にアップグレード可能。ぜひチャレンジを!

 

「右も左も薪・薪・薪ッ!」という具合に薪が並ぶ大容量の薪ストッカー×2台。雨の日も濡れずにストーブの薪が取りに行けると奥さんも大満足

 

薪ストッカーと隣接する場所にも壁を張り、簡易的な物置スペースを製作。カーポートのフレームを利用しL字の棚を作り、電動工具やガーデニングツールを収納している

 

File14 既存の屋根を利用した和風モダンな物置小屋

引き戸に使われた障子と窓の部分の格子が和風の雰囲気を引き立てる。屋根の先端上部に見えるのが既存のテラス屋根。これがパーゴラのように立っているのを利用し、物置に増築したというわけだ

 

奥行4500mmの物置は物を入れても広々している。今後は木工室や趣味部屋に改造するかも?とKさん

 

<DATA>
Kさん(36歳)
DIY歴…2年
製作期間…約1週間
製作費用…約20万円(テラス屋根含む)
作品サイズ…幅2500×奥行4500×高さ2800mm

 

大きなサイズの物置をすべて自分の手で作るのはひと苦労、そんな人にはこちらがオススメ。Kさんは新築の家の勝手口上部にテラス屋根の取り付けを業者にオーダー。この屋根の支柱を木材で巻き、3面にスギの羽目板で壁を取り付ければ…ハイ、物置のできあがり! これなら屋根の雨漏りなど素人には難しいポイントを気にすることなく、DIYを楽しめるというわけだ。物置の顔となる正面入口には廃材の障子を引き戸に使用。和洋折衷なデザインもグー!

 

小屋背面。壁にはスギの羽目板を使用。明かり取りの窓には透明の波板を取り付けた

 

引き戸の障子は下部にキャスターをつけ、2×材で作ったレールの上を走らせている。これもすぐに真似できる簡単アイデア

 

File15 バックヤードを収納空間に!勝手口を利用した狭小物置

物置と家の関係がわかる1枚。家の裏庭というデッドスペースを見事、収納スペースに変身させた

 

勝手口を出れば、物置にすぐにアクセス可能。こちらの入口は引き戸になっている

 

バックヤード側には開き戸を設置。家側、庭側の両方からアクセスできるので便利

<DATA>
Iさん(41歳)
DIY歴…10年
製作期間…約1カ月
製作費用…約14万円
作品サイズ…幅3865×奥行1080×高さ3650mm

 

家のバックヤードを利用して作ったアイデア狭小物置。屋根のかかった家の勝手口からアクセスできるので、雨の日でも出入りOK。庭側にもドアがついているので、通り抜けもできて、使い勝手は抜群! また物置の高さを3650mmと高くすることで、勝手口の屋根との統一感を演出するとともに、ロフト棚を製作し、狭いながらも収納容量を稼いでいるところも見逃せない。物置内部は2×材とシェルフリンクスを使った棚も設置。さながらミニ工房のような雰囲気の物置となった。

 

物置内部には2×材とシェルフリンクスを使い、電動工具の収納棚を設置。ちょっとした作業なら棚の天板を作業台にするのもあり

 

もともと面積の少ない狭小サイズのため、屋根を高くしてロフトを製作。ここにアウトドアツールなどを収納している

*写真◎佐藤弘樹、製作者提供

*掲載データは2013年10月時のものです。