蝶番&金具を使いこなせば、作品の幅が広がる! グレードがアップする!
最もベーシックな平蝶番を筆頭に、自由蝶番、フラッシュ蝶番、バネ蝶番…といった、機能性・デザインの異なるさまざまな蝶番の特徴と使い方を解説した、不定期連載企画をこれまでお届けしてきた。
蝶番以外の金具も種類が豊富で、これらを上手に使いこなせば、建具&家具作りの幅を広げてくれる。今回からは、そんなラッチ、落とし、戸車、ステー…といった建具・家具に使うアイテムを紹介。
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*ラッチ・掛け金の基本とバリエーションはコチラをチェック!
Hardware 11 棚受け
家具や収納スペースの棚板を支えるための金具。使い勝手をよくするためには強度を第一に考えるのが大切!
壁などに棚を吊るすために使う棚受けには、L字型、L字型に支えがついた三角形、プランターなどを載せるフォーク型、棚柱を立ててそこに棚受けを装着するものなど、さまざまな種類がある。
棚板の位置をいつでも変えられるようにはしたいけれど、作品をスマートに仕上げたいときに便利なのが棚受けダボだ。よく使われるのが上記写真の「差し込み式」や「受け座式」で、他にも先端にクギがついた「打ち込み式」などがある。ダボ穴はそれぞれ深さを一定にするのがポイント。市販のストッパーを装着するか、ビットにビニールテープを巻いて目印としよう。
折りたたみ式の棚受け。必要なときに起こして使うことができるので、狭いスペースで活躍する
棚受けダボ(受け座式)の取り付け例
棚柱の取り付け例
*小さく表示されている写真はクリックすると大きく表示されます。
*掲載データは2014年8月時のものです。