機材レポート

こちらも出ましたナ…エントリークラスのNewモデル『ニコンD60』

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 ペンタックスK200DやキヤノンEOS Kiss X2に続いて『ニコンD60』も登場しましたナ。これは言うまでもなくD40Xの後継機にあたるモデルだけど、機能や仕様に驚くような変更点はなかった。ほんっと、使用感もD40やD40Xとほとんど変わらないからねー。

 といっても、それはボディのデザインや質感、それにシャッターを切った際の感触や音質などの“最初に感じる点”についての話。いろいろ細部をいじってみたり、設定項目や内容をチェックしてみると、意外と変化や進化をしてるんだよね。

 まず、D300と同様に「イメージセンサークリーニング」を搭載した点。さらに、D300にもない新機構「エアロフロートコントロールシステム」も搭載している。この機構によって、ミラー昇降時の空気の流れをコントロールし、センサー面(ローパスフィルター)にゴミが付着しにくくなる…そうな。まあ、実際の効果はじ~っくりと使用してみないとわからないけど、従来モデルには無かった“ゴミ対策”がダブルで加わったのだから、これは随分と心強い。

 あと、撮影関連の機能では、カメラ内でRAW現像できる点がウレシイ。ちょっと試してみたけど、思った以上に使いやすかった。画質モード、画像サイズ、ホワイトバランス(2軸での微調節も可能)、露出補正、仕上がり設定…が、効果を確認しながら調節できる。撮影時のRAW+JPEG同時記録のモードは相変わらず「RAW+BASIC」に限定されるので、高圧縮BASICのJPEGデータで不満な時は、撮影後にチョチョイとカメラ内でRAW現像して、画質モードを「FINE」に調節して保存するとイイかも♪