機材レポート

K10Dに最適な大口径標準ズームに買い換えたヨ『タムロンSP AF17-50ミリF2.8XR DiⅡ LDアスフェリカル』

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SP AF17-50ミリF2.8の鏡筒は、SP AF17-35ミリF2.8-4と比べると全体的に太め。しかし、フィルター枠(径)は2ステップ小さい67㍉径。だから、専用フードの直径もさほど大きくはない。17-35ミリの専用フードは大きくて敬遠してたけど、これなら常に携行&装着したいネ。

 先日(4月1日)に、このブログで触れた「現在、ペンタックスK10Dの常備レンズはタムロンSP AF17-35ミリF2.8-4Di LDアスフェリカルだけど、今年に入って発売された同社のSP AF17-50ミリF2.8XR DiⅡ LDアスフェリカル・ペンタックス用を買い足すか? もしくは買い換えるか?」問題だけど(タイトル無駄に長ぇよ)、その結論が出ました。

 結局、買い換えましたヨ。特にSP AF17-35ミリ2.8-4に不満があったワケじゃないけど、もともとSP AF17-50ミリF2.8が欲しくて「ペンタックス用があればナァ」と思ってたから、それが発売されたら欲しくなるよね、やっぱり! 先日も書いたけど、焦点距離、開放F値、サイズ・重さ、最短撮影距離、そのすべてが、SP AF17-50ミリF2.8の方が勝ってるからねぇ。

 これまでK10Dの“標準の眼”になってくれたSP AF17-35ミリ2.8-4は、某中古系カメラ店に1万6000円で買い取られていきました。ドナドナド~ナ♪(涙歌) そして、その代金を握りしめて大手カメラ量販店へGO! え~と、SP AF17-50ミリF2.8のペンタックス用の値段は…と、はいはい、4万1000円台ね(ポイント還元込み)。たしかポイントが2万1000円くらい貯まってるから、それに17-35ミリ買い取りの1万6000円を足すと…残りの支払い額は「約4000円」か。ポイントの効力も大きいけど「少ない負担で大口径標準ズームが手に入った」という実感がある。このタムロンSP AF17-50ミリF2.8は、大口径標準ズームの中でも抜群に安いからね。シグマの18-50ミリF2.8より1万円くらい安いし、ペンタックス純正のDA★16-50ミリF2.8と比べると、なんと8万円以上も安いのヨッ!!

 SP AF17-35ミリ2.8-4も悪い作りじゃなかったけど、このSP AF17-50ミリF2.8の“がっちり”した作りには感心した。各可動部分にガタつきがなくて、堅牢さを感じさせてくれるね。K10Dボディとのバランス(大きさ・重さ、デザイン、材質感、など)も最高! さあ、この新しい“標準の眼”を携えて、色鮮やかな春の風景や草花でも撮りに行こうかナァ~♪

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ソメイヨシノはすっかり散ってしまったが、駅前のサトザクラはこれから満開を迎える。外灯に照らされた桃色の花と若葉、そして朧月(おぼろづき)。幻想的な春の夜の光景だった。 ◆ペンタックスK10D タムロンSP AF17-50ミリF2.8XR DiⅡ LDアスフェリカル(24ミリで撮影) Mモード f2.8 1/8秒 ISO400 JPEG