レンズキットに含まれる標準ズーム「AF-S DXニッコール18-55ミリF3.5-5.6G VR」と組み合わせて。
只今、仕事の関係で『ニコンD60』を借用して使ってます。少し前に「デジキャパ!」の新製品レポートでも使ってるけど、その時には気づかなかった仕様や操作フィーリングが発見できるかも…。
はい、さっそく発見しましたヨ! 今回は主にデジタルイメージプログラム(シーンモード)で撮ってるんだけど、この種の撮影モードでは、撮影者が任意に設定できない項目がイロイロある。仕上がり設定、ホワイトバランス、測光モード、フラッシュ調光補正、感度自動制御(設定したISO感度で適正露出が得られない場合にカメラが感度を自動的に制御する機能。一般的な「ISOオート」のことではない)…こういった項目が設定できないのだ(カメラ任せ)。そして、露出補正もできなくなる。
でも、意外なことに「アクティブD-ライティング」のオン/オフは切り替えられるんだよねぇ。正直なところ、露出補正もできないシーンモードで、こんな高度な機能(露出補正に比べて)が設定できるなんて思わなかったヨ。何かのタイミングでオンに設定して、その後にオフに戻すのを忘れてずーっと撮影してしまう…というケースはけっこう多い(ボク自身)。いや~、撮影していて変だと思ったんだよね、カードへの書き込み時間が異常に長いんで(苦笑)。
このアクティブD-ライティング、オン/オフ切り替えの際にはファインダー内に表示が出るんだけど、切り替え操作をしない時には、何も表示されない。だから、オンからオフに戻し忘れちゃうんだよね(逆の場合もあるが)。 まあ、液晶モニターの表示で確認すればイイんだろうけどサ…。この機能、初期設定はオフだから「シーンモード時にアクティブD-ライティングをオンにした場合、電源を切ったらオフに戻る」くらいの仕様でイイと思うんだけど…。
クローズアップモードで撮影。AWB(オートホワイトバランス)による色調はまずまずだが、アクティブD-ライティングがオフのため(?)、背景を中心に露出レベルが少し暗めになった。 ◆ニコンD60 AF-S DXニッコール18-55ミリF3.5-5.6G VR(55ミリで撮影) クローズアップモード f8.0 1/80秒 AWB ISO100 JPEG(L/FINEで撮影)
アクティブD-ライティングをオンに設定したおかげで、建物の日陰部分も自然な明るさに再現できた。で、この階調バランスのままで、少しアンダー側に露出補正できればベストなんだけどね~。 ◆ニコンD60 AF-S DXニッコール18-55ミリF3.5-5.6G VR(28ミリで撮影) 風景モード f10 1/200秒 AWB ISO200 JPEG(L/FINEで撮影)