機材レポート

「フリーアングルAFライブビュー一眼」のミドル機がやってきた!『オリンパスE-30』

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 はいはい~、どもどもぉ~(力無く)。すっかりご無沙汰してしまいました。話して(打ち合わせ)、撮って、書いて、添削して(某社クラブの写真添削)、そんでもって、また撮って書いて…という“仕事漬け生活”が無限ループのように続いて、すっかり消耗しているのデェ~ス(苦笑)。でも、ちょっと余裕が出てきたので、またコツコツとこのブログを更新して行きたいと思います。まあ、気長にお付き合いくださいませ~。

 前回はニコン用の広角ズームとして『タムロンSP AF10-24ミリF3.5-4.5DiⅡ』の《購入編》の話でしたナ。さあ、今回はその《操作編》でもやるべよ! …そう思っていたら、急遽ボクの元に『オリンパスE-30』がやって来ました! このブログ用に、10日ほど借りることができたのヨ。ということで、今回から3~4回くらいかけて、このE-30をレポートしたいと思います。通り一遍のカメラレポートを続けてもツマンナイけど、E-30ボディと一緒に、新標準ズーム『ZUIKO DIGITAL 14-54ミリF2.8-3.5Ⅱ』と、待望の広角ズーム『ZUIKO DIGITAL ED 9-18ミリF4.0-5.6』も借りられたので、この2本の描写性能などもチェックしてみたいと思いますよ、ハイ!

 17日(火曜)は、カミサンと外食(昼食)に出たついでに、近くの「神代植物公園」の梅園に行ってみた。天気は良かったけど、風は冷たい…。でも、そのおかげ(?)で、とてもクリアな青空を背景に、色鮮やかな梅の花を撮ることができた。今日の持参レンズは、標準ズームの『ZUIKO DIGITAL 14-54ミリF2.8-3.5Ⅱ』だけ。ん~、やっぱ広角ズームやマクロとかが欲しくなるよなぁ~。でも、フリーアングルを生かした、斬新な撮影ポジション&アングルでのライブビュー撮影はとても楽しいので、今日のところはそれで満足しようっと(笑)。

「フリーアングルAFライブビュー一眼」といえば、フラッグシップ機の『E-3』があるけど、今回の『E-30』の使用感もそれに近い。たしかに、大きさや重さはE-3よりもライトになっているが、下位機種のE-520やE-420よりはE-3の方に近いのだな。大きさや重さだけでなく、フリーアングル液晶モニターの搭載や、レリーズ時のフィーリングなどもね。そして、AF測距点やファインダー倍率も(E-3は約1.15倍、E-30は約1.02倍)。そう、E-3ほどじゃないけどファインダー倍率が高めなので、MF撮影も積極的におこなえそうな気がするね。

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抜けるようなクリアな青空と、半逆光で微妙に透ける可愛らしいピンクの梅が印象的だった。この作例写真(リサイズ画像)で伝えられないのが残念だが、ピントを合わせた梅の部分が非常にシャープで、とっても気持ちのイイ描写である。 ◆オリンパスE-30 ZUIKO DIGITAL 14-54ミリF2.8-3.5Ⅱ(22ミリで撮影) Aモード f5.6 1/800秒 +0.3補正 WB:晴天 ISO200 JPEG

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地面すれすれの位置からの“超ローポジション撮影”。しかもタテ位置で! これぞ「フリーアングルAFライブビュー一眼」E-30の真骨頂である。通常の目線(高さ)で撮るのとは違う、臨場感や奥行きが新鮮に感じられた。 ◆オリンパスE-30 ZUIKO DIGITAL 14-54ミリF2.8-3.5Ⅱ(14ミリで撮影) Aモード f11 1/250秒 WB:晴天 ISO200 JPEG