根っからの広島カープファンなら、当然このカラーリングを選択するわな(笑)。
皆さんもご存知(?)のとおり、ボクはコンパクトデジカメが大好きで、いろんな製品を取っ替え引っかえしながら、趣味に、実用に、そして仕事用に活用している。常用している機種の台数は時期によって違うけど、ん〜、そうねえ、今だと4台くらいかナ(所有してるのは10台以上だけど)。
その中でも、特に出番が多いのが『パナソニック LUMIX DMC-TZ7』。スマートなボディに、広角25ミリから望遠300ミリ相当までカバーする「光学12倍ズーム」を搭載する”薄型高倍率コンパクト”系の製品である。そんでもって、ハイビジョン画質の「AVCHD Lite動画」も撮影できる。しかも、動画の音声がステレオ方式で録音できるのもイイ。そう、やっぱ動画音声はステレオでしょう! 液晶テレビに接続したりレコーダーに取り込んで観賞する際の臨場感が違うもの。
ちなみに、自宅にあるレコーダーは、同じパナソニック製の「HDD/BDレコーダー」なので、レコーダー前面のSDスロットにSDメモリーカードを差し込むだけで、簡単に動画データが取り込めちゃう(静止画も取り込めるけどね)。…で、レコーダー側でサクッと簡単に編集して、BDやDVDに焼くことができるのだな〜。
今年の9月に、カミサンの妹の結婚式があったんだけど(広島市内で)、その時に使用したのもTZ-7。しかも、主に撮影したのは、静止画じゃなくて動画の方。…まあ、AFの追従性能とか、手ブレ補正による画面の”瞬間的なガタツキ”とか、本格的なビデオカメラには適わない部分もある。片手で扱う場合には、動画ボタン(スタート/ストップ)とズームレバーは、いったんカメラを持ち替えないと操作できないしね…。
それでも、コンパクトデジカメでありながら、25〜300ミリ相当の画角を生かして動画が撮れて(このカメラは、画面比が変わっても画角は変わらないマルチアスペクトを採用)、動画撮影中の光学ズーム操作も可能だし(しかも、作動音も小さくて気にならない)、AFやAEも問題なく追従する。…と、まさに”動画撮影のためのカメラ”なのだな〜。
あ、もちろん静止画撮影も良好だよ。結婚式の翌日、我らの「広島カープ」の新本拠地、新広島市民球場(MAZDA Zoom-Zoonスタジアム広島)までブラブラ歩きながら、スナップ的にいろんなモノを撮ってみた。その結果、広角側で周辺画質が落ちたり、望遠端でシャープさが低下したり…といった、この手の薄型高倍率コンパクトにありがちな画質劣化も気にならなかったからね。
一般的な28ミリ相当でも十分広角らしい効果は得られるけど、このTZ-7の「25ミリ相当」の画角だと、さらにワイド感の強い描写や表現ができそうですナァ。
◆パナソニック LUMIX DMC-TZ7 25ミリ相当で撮影 Pモード F3.3 1/30秒 AWB ISO320 3648×2736ピクセル JPEG(※オリジナルデータ)
広島駅から「新広島市民球場」に向かう人・人・人…。本格望遠特有の”圧縮効果”によって、群集の密度感がさらにアップ!
◆パナソニック LUMIX DMC-TZ7 300ミリ相当で撮影 Pモード F4.9 1/500秒 AWB ISO125 2736×3648ピクセル JPEG(※オリジナルデータ)
球場の手前で、JRの在来線の車両を入れながら、のどかな秋晴れの空を撮ってみた。
◆パナソニック LUMIX DMC-TZ7 40ミリ相当で撮影 Pモード F5.6 1/640秒 AWB ISO80 3648×2736ピクセル JPEG(※オリジナルデータ)
のどかな秋晴れ風景を撮っていたら、在来線の後ろ(上)に、博多方面行きの新幹線がやってきた。そこで、とっさに300ミリ相当の望遠端までズーミング!! 目の前を通過する1号車の先頭部分を大きく撮る事ができた。高倍率ズーム機の便利さを、あらためて実感したヨ。
◆パナソニック LUMIX DMC-TZ7 300ミリ相当で撮影 Pモード F5.6 1/500秒 AWB ISO80 3648×2736ピクセル JPEG(※オリジナルデータ)