大賞を受賞した「キヤノンEOS5D MarkⅡ」。ちなみに、ボクもこのカメラを1位に推した
左から、大賞の「キヤノンEOS5D MarkⅡ」。カメラ記者クラブ賞の「パナソニックDMC-G1」と「カシオEX-FC100」。あなたが選ぶベストカメラ賞の「ニコンD700」
昨日の6月1日(写真の日)、ボクも選考委員を務めた「カメラグランプリ2009」の贈呈式に出席してきましたヨ。ご存知のとおり、今回の大賞には「キヤノンEOS5D MarkⅡ」が選ばれたワケだけど、印象的だったのはカメラ記者クラブ賞を受賞した「パナソニックDMC-G1」の健闘ぶり。大賞部門(?)でも1位・EOS5D MarkⅡの176点に次ぐ、2位の107点だからね。まあ、このあたりの差は、選考する人の価値基準や好みによって生まれるんだろうけど…。
カメラとしての王道を突き進むか? それとも、電子&電気技術をフル活用して先進機能を追及するか? 来年以降の評価基準は、これまで以上にこの2つの軸がポイントになってくる…と思われる。もちろん、どちらか片方に偏るのでなく、カメラとしての基本性能を高めながら先進機能にもトライする、というが理想的。でもなぁ、平均点的な製品ばかり出てきてもツマンナイからなぁ~。是非とも個性的な製品が出てきて欲しいですヨ。ええ、多少の問題点や変な所はあってもイイですから(笑)。