セコニックブースの目玉は、フォトキナで発表された新製品の「スピードマスター L-858D」。フラッシュの閃光時間を測定でき、単体露出計では世界で初めてハイスピードシンクロでの露出測定が可能。ブースでは、ステージを用意してその実力を紹介していた。
スピードマスターL-858Dは、入射光式、反射光式を備えた最上位モデルで、1/25〜1/20000秒のフラッシュ光の閃光時間を測定できる。また低照度、低輝度での測定機能が向上したほか、別売の電波送信モジュールを利用すれば、フラッシュ光の光量調整や発光などのコントロールが可能になる(発売時はエリンクローム社スカイポートシステムのみ対応)。
2.7型の液晶表示はタッチスクリーンを採用。頻繁に使用する機能は画面株のファンクションに割り当てられるなど、操作性は大幅に向上している。国内では2016年12月に75,000円(税別)で発売予定。
「スピードマスター L-858D」を開発した株式会社セコニック 開発技術部の近藤さん(右)と営業の吉澤さん(左)。来場者の注目度は高く、評判もいいそうだ。