シグマが、ソニーEマウント用の大口径標準レンズ「SIGMA 50mm F1.4 DG HSM | Art」と大口径中望遠レンズ「SIGMA 85mm F1.4 DG HSM | Art」の発売日を発表した。発売日はいずれも2018年5月25日(金)。
「SIGMA 50mm F1.4 DG HSM | Art」は、シグマを代表する1本であった2008年発売「50mm F1.4 EX DG HSM」のコンセプトを受け継ぎ、超高画素時代に合わせて設計された大口径標準レンズ。ピントが合ったところは高解像に、その前後は柔らかいボケ味が得られるよう配慮されている。希望小売価格は127,000円(税別)。
「SIGMA 85mm F1.4 DG HSM | Art」は、シグマが “究極のポートレート用レンズ” として開発した大口径中望遠レンズ。5000万画素以上のフルサイズ一眼レフカメラに対応する高い解像力と、大口径ならではのボケ味を生かしたポートレート撮影が楽しめる。希望小売価格は160,000円(税別)。
シグマは2018年2月に、現在発売しているフルサイズ対応の単焦点Artラインレンズ7本「14mm F1.8 DG HSM」「20mm F1.4 DG HSM」「24mm F1.4 DG HSM」「35mm F1.4 DG HSM」「50mm F1.4 DG HSM」「85mm F1.4 DG HSM」「135mm F1.8 DG HSM」にソニーEマウント用を追加し、順次発売することを発表した。
光学設計はそのままにソニーEマウントに最適化し、ソニー製カメラのボディ内手ブレ補正や、ボディ内収差補正機能のレンズ補正(周辺光量補正、倍率色収差補正、歪曲収差補正)に対応。従来のマウントコンバーター「MC-11」では対応できなかったAF-CモードやAFスピードの高速化も実現する。
なお、他マウントからソニーEマウントへのマウント交換サービスも実施する。サービス開始日は2018年5月25日(金)。