ニュース

富士フイルム X-T2のファームウェアVer.4.00の公開を一時中止

富士フイルムが、2018年5月8に公開したミラーレスカメラ「FUJIFILM X-T2」のファームウェアVer.4.00において問題が判明したため、ダウンロードサービスを一時中止すると発表した。

FUJIFILM X-T2

判明した問題は下記のとおり。

  • ファームウェアVer.4.00以前の「X-T2」で撮影したRAWファイルデータを、ファームウェアをVer.4.00にアップデートした後にカメラ内RAW現像もしくは「FUJIFILM X RAW STUDIO」を使ってRAW現像を行った際に、正常にRAW現像ができない。
  • 特定の撮影条件において、レリーズ半押し時のスルー画像が明滅する場合がある。
  • まれにハングアップする場合がある。

不具合に対応した修正ファームウェアについては、追って案内するとのこと。すでにVer.4.00にアップデートしたユーザーには、緊急対策用として以前のVer.3.00と同機能のファームウェアVer.4.01が用意されている。

ダウンロードはこちらから。

※Ver.4.01にアップデートすると、Ver.4.00で追加されたフォーカスブラケットやフリッカー低減などの機能は使えなくなる。

 

また、5月に公開が予定されていた「X-H1」「X-Pro2」「GFX50S」の最新ファームウェアについても、品質の確認に想定以上の時間を要するとして公開が延期された。こちらの詳細も後日案内がある。